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後藤純男の日本画を紹介します。

買取例の説明

お爺さんが大切に保管されていた後藤純男の日本画ですが、お爺さんが亡くなったので売却したいと富山県高岡市よりメールを頂き、今回はこの作品を紹介させて頂きます。富山県の中でも高岡市に前田利長が7人の鋳物師に屋敷地を与え、鋳物づくりを行わせたことに始まる現在の高岡銅器で、次第に銅製の美術工芸品を製作するようになり、全国に広がりました。明治以降は、銅器産地としての地位を確立し、海外にも盛んに輸出され、町は大いに栄えました。富山県の代表的な 工芸品 で、当店でも数多く買取させて頂いております、現在の高岡銅器は現在ではとても有名です。この様な土地柄、文化芸術に親しまれたお宅より買取させていただいた品物の紹介です。後藤純男は日本や中国の四季折々の自然や古都の風景を、鋭いまなざしでとらえ、端正に描き、みずみずしい情感と、宗教的な荘厳さで描かれた 風景画 に人気があります。この作品も 細密 に描かれ、法隆寺の冬の風景を描かれていると思われますが、極彩色に近い色使いで、大きさも40㎝×60㎝ぐらいです。立派な 日本画 で、結構 晩年 の作品だと思われ、彼は日本画のなかでは著名な作家で彼の作品にすれば 上手 の作品で販売価格も百万円前後の作品だと思われます。

ここで少し作家の作品に対しての説明をさせて頂きますと、作家の名前で相場価格の問い合わせをよく頂きますが、同じ作家の作品でも若書きと晩年の作品では大きな差があり、また作家によれば最晩年の作品が特別高価な作品もあります。やはり何事も同じで、長年かかり自分の独自の境地の技術や世界を作る事が出来ます。このように若い時に作られた作品と、晩年になり自分の境地に達した作品では雲泥の差が出ます。(No.110)

 

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