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骨董品売却依頼で中国美術の硯を、滋賀県のお客様より買取させて頂きました。

売却例の説明
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この作品は明治時代から昭和にかけての民芸が流行した時代に購入された 逸品 です。この民芸運動には柳宗悦らが有名で、日本人の 愛好家 も多く親しみ深い民芸運動です。この時代には文房具や昔から伝わった 骨董品茶道具を見直す風潮がひろがり、この逸品を購入したと話されていました。このお客様は滋賀県の長浜市にお住まいのお客様で、骨董品や茶道具の写真をお送り頂きましたが、この硯が面白いので宅配買取でお譲り頂きました。そんな昔に購入された 中国美術 の硯だと思われ、最近アジアのお客様に人気があるので先に紹介させて頂きます。

この硯は長年放置され、保存状態 も悪いのですが、初だしの 逸品 で、現状のまま紹介しております。周りには、所蔵印や 彫刻 されており、以前持っておられた方は大切に使用されてきたのだと思われます。このような硯は、練り物で作られたものもありますが、この作品は石で作られた中国美術の作品です。彫られている彫る技法も後作りのようで、本歌の 名品 では無いようです。本歌の名品硯は、昔の 職人技 が素晴らしく、在銘 や銘もしっかり彫刻されており、著名 な所蔵印があります。

硯には、和硯と唐硯があり、簡単に説明致します。和硯の赤間硯、雄勝硯は国の 伝統 工芸指定があり、また紫式部が源氏物語を書くとき用いた若田硯等があります。唐硯にもいろいろな硯がありますが、最高峰は、端渓硯ですが、三大端渓硯のひとつ、坑仔巌やもうひとつの三大端渓硯、麻仔坑また、宋代に開坑された宋坑も中国の硯では有名な硯です。

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