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梅原龍三郎の花の絵です。

柔らかで華やかな色彩と、豪快なタッチが梅原龍三郎の特徴です。この作品は、花入れいっぱいに活けられたアネモネですね。どっしりとした花瓶に可憐に揺れるアネモネが見事に表現されています。可愛らしい味わいのある作品です。梅原龍三郎は、昭和の 洋画 画壇 をリードした 重鎮 で、富士山や、フランス風景、花、裸婦などをモチーフにした作品を多く描きました。現在でもたいへん人気がある作家で、上手の作品の中には、一千万を超える価格で取引される作品があるほどの実力のある洋画作家です。その中でも特に、豪快に富士山を描いた作品などが、高価買取対象作品ですが、このような、華やかな味わいのある花の絵も、たいへん人気があります。入荷をお待ちのお客様もおられますので、高く評価させて頂けます。お気軽にお問い合わせください。作家は、常にスケッチ道具を持ち歩き、いつも目に映るものを スケッチ するなど、研究や研鑽を積み重ね、自身の画風を確立させるものです。やはり、若書き の作品よりも、晩年 に描かれた作品の方が、熟練した深い味わいが出てきますので、 断然、高価に買取させて頂けます。この作品は、1962年、74才のときに描かれた作品です。初期の頃は、やわらかなタッチの作品も多くありますが、晩年の作品になるにつれて、次第に力強い筆使いになっていきます。やはり晩年の作品には、深い味わいがありますね。47.6×31.0cmサイズの、ボードキャンバス に描かれた油絵です。(No.520)