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中路融人の富士山を描いた名品です。

中路融人は美しい 風景画 を描く画家で知られています。郷里の近江の風景などを穏やかな 作風 で描きました。代表作は、1996年に描かれた「映像」です。中路融人が描く風景画は、日本の四季を愛する気持ちが溢れていて、不思議な魅力があります。
彼の作品ではやはり、このような富士山の絵がたいへん人気があります。晩年の 全盛期 に描かれた、富士山や湖北の風景を描いた作品が高価買取対象です。奈良時代の昔より、富士は日本人から愛されてきました。彼も、何十年も富士の写生に足を運び、実際に富士山を見たときに感じた富士山の神秘性を描きました。この作品も、堂々たる富士山の姿が、色美しく描かれており、落ち着いた味わいがある素晴らしい 名品 ですね。
写実の作家は、対象物を長年にわたり研究し、自分の腕を磨き、自分の 画風 に到達します。作家のものでは 、やはりこのように努力の末、何年もかかって独自の 画境 に到達した 晩年 に描かれた作品の方が味わい深いものが多く、高価に取引されます。売却のご相談で、よく作家名での買取価格のお問合せがありますが、作家の名前だけでは価格の決定は出来ません。同じ作家の作品でも、制作年代や題材、出来栄えにより、10倍、20倍と価格が違う場合がありますので、一度ご相談頂ければと思います。72.6×99.6cmサイズの 紙本 に彩色が施された 逸品 です。(No.125)