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西村龍介のお城を描いた作品を紹介します。

1992年、72才のときに描かれた作品で、西村龍介の晩年の作品となります。水辺の丘の上に建つお城を描いた作品です。丘の緑も青々と美しく、古城の雰囲気を引き立たせています。静謐な古城の風景を 幻想的 に描いた美しい作品ですね。このような作品は、たいへん人気があります。

44才のときに渡欧をして、フランス、スペイン、イタリア、ベルギーなどの古城や聖堂を巡りました。その際に魅了された、古城や聖堂、ヨーロッバの風景をモチーフにした作品を多く描いています。日本画 の良さと 洋画 の良さが融合されたバランスの良い構図、緻密 な 描写、淡い色調などが特徴的な 作風 です。フランスはじめヨーロッパ各地の、森と水に囲まれた古城を独自の点画で描き続けました。

西村龍介は、古城シリーズを描くにあたり、何度も渡欧を繰り返し、フランスを中心に周遊しました。写実の作家は、常にスケッチ道具を持ち歩き、いつも目に映るものを スケッチ するなど、研究や研鑽を積み重ね、自身の 画風 を確立さるものです。作家の中には、対象物を研究するために、わざわざ鶏を自宅に飼い、いつもその動作や特徴を研究し続けた作家もおり、その作家は、現在では鶏の絵を描かせれば日本でトップクラスと言われています。作家のものでは 、やはりこのように努力の末、何年もかかって独自の境地に到達した晩年 に描かれた作品の方が味わい深いものが多く、高価に買取させて頂けます。晩年 に描かれた 上手 のお城の作品には、百万に近い値段で取引される 逸品 も多く見られます。作家の作品と一口に言ってもいろいろあるものです。制作年代や題材、出来栄えにより、買取価格は違いますので、売却依頼の際にはお気軽にご相談ください。60.5×73.0cmサイズ、キャンバス に描かれた油絵作品です。(No.72)

 

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