茶道具売却で、東北地方の秋田県より市川銕琅作の虫尽くしの棗をお譲り頂きました。
お客様の声
秋田県でも自宅が寺院で古道具や諸道具が沢山あり、今回改築で整理をしており要らない品物を引き取って頂きました。大きな建物なので、あちこちの押し入れや箪笥に手入れも何もせずに放置しておりましたので、保存状態も悪く引き取っていただけるか不安でした。古美術やかたさんは、偶然インターネットでホームページを見て、ここならと思い、メールで写真を添付して送りました。後に、お電話で古美術骨董の世界の難しさを詳しく説明をして頂き、作品も納得いく価格で引き取って頂きました。老舗の古美術骨董店にお願いして良かったと感謝しております。
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買取例の説明
写真が24枚あります。くわしくはこちら

市川銕琅(1901年~1987年)は、鉄筆や 木彫 の名工と呼ばれる有名な 彫刻家 で、著名な作家です。師は加納銕哉です。先日もご紹介させて頂いた、秋田県横手市にお住まいの方からお送り頂きました 棗 です。このように棗に 彫刻 されている作品は非常に珍しく、お店飾りにもなり、日本の伝統技術の彫る技法が素晴らしく高価買取させて頂きました。彼の作品には 煎茶道具 がよく見られ、中でも 茶托 や 茶入 れなどの 金工作品 も多くあります。
この棗には上部に一匹、横部に二匹の虫が 繊細 に描かれており、日本の 職人技 が冴える 逸品 です。内側には丁寧に 梨地 が施されており、共箱 で共布が付いております。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように傷んでいる所も無く、状態の良い品物です。最近では、お抹茶の道具より、煎茶道具の方がアジアのお客様に人気があり、高価に買取させて頂けます。東北地方独自の煎茶のお道具、金工作品などありましたら、お問い合わせを楽しみにしております。
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