
2025.04.26 売却済
直近の持ち込み買取事例です。
神奈川県平塚市より旅行に来られたお客様に、楽吉左衛門の茶碗を持ち込み買取依頼で、お譲り頂きました。この
茶碗は赤楽茶碗で、
保存状態も良く割れキズ等無く、丁寧に使われてきた
逸品で買取させて頂きました。
裏千家の淡々斎の
書付が付いており、大切に使われてきた抹茶道具の 茶碗 だと思われ買取ました。昔から、一楽、二萩、三唐津、と言われてきましたが、
楽吉左衛門の楽茶碗は作品の中に空間があり、空気が入り、お湯が冷めにくい利点があります。
楽焼茶碗について説明します。
楽焼は、
轆轤を使用せず、手とへらだけで成形する、手捏ね(てづくね)と呼ばれる方法で成形した茶碗で、750℃ - 1,200℃で焼成した軟質施釉
陶器です。軟質施釉陶器の為、中に空間が入りお茶が冷めにくく、重宝され一楽二萩三唐津、の言葉も残っています。しかし、もろく、扱いが難しく上級者向けの抹茶碗で、初心者の方は避けた方が良いでしょう。