買取実績 buy

児玉幸雄が得意とする外国の広場を描いた作品です。

児玉幸雄は、1960年代以降たびたび渡欧し、パリなどのヨーロッパの街角、広場や市場につどう市井の人々を描いた 風景画 を多く残しています。この作品も、フランスの風景を描いた作品です。賑やかな街の様子がまるで見ているかのような臨場感で伝わってきますね。柔らかく丁寧に塗り重ねられた絵具も彼の持ち味です。鮮やかな色彩と重厚なマチエールで細部にまで丁寧に絵具を重ねる独自の 作風 を確立しました。油絵の魅力の一つに、その作品がもつマチエール、肌合いがあげられます。洋画作家がとても大切にするものです。油絵はぬり重ねの表現ができるので、重厚感や絵具の盛り上がりが楽しめます。この作品も、キャンバス に描かれた、見事な油絵です。1968年、52才のときに描かれた作品です。児玉幸雄の作品では、このような異国の人々の生活感と活力がみなぎる広場や、街並のパリ風景で人物が多く描かれている風景画が人気で、高価買取対象です。中でもパリ風景、朝市を描いた作品は、特に評価が高く、高価に取引させて頂きますので、是非ご相談ください。このような、上手 の風景画は百万を超える価格で取引されています。写実の作家は、常にスケッチ道具を持ち歩き、いつも目に映るものを スケッチ するなど、研究や研鑽を積み重ね、自身の 作風 を確立させるものです。努力を重ね、試行錯誤を繰り返して、自身の納得の行く 画風 を確立させて行くのですね。若書き の作品よりも、晩年 に描かれた作品の方が、断然、高値で売却頂けます。制作年代や題材、出来栄えにより、10倍、20倍と買取価格が違う場合がありますので、一度ご相談頂ければと思います。129.8×162.2cmサイズの作品です。(No.200)