竹久夢二の美人画を紹介します。
110.5×32.5cmサイズの 絹本 に彩色で描かれた、竹久夢二の作品です。可愛らしい舞妓の艶やかな佇まいが、見事に表現された 逸品 です。俯き加減にほほえむ舞妓さん、匂い立つように可愛らしいですね。竹久夢二は、このような 美人画 を得意とし、大正 浪漫 を思わせる艶やかな作品を多く残しました。「夢二式美人画」と呼ばれる美人画は、彼のオリジル画法です。モダンでクラシカルな 女性像 や 風景画 はたいへん美しく魅力があり、多くの人々を魅了し続けています。現在でも、たいへん人気が高い作家で、その美人画は数百万の値段で取引されています。彼のこのような 美人画 は、高価に買取させて頂きます。若くして亡くなった天才ですが、海外の外遊先でもたくさんの スケッチ を行ったそうです。別の作家のお話ですが、対象物を研究するために、わざわざ鶏を自宅に飼い、いつもその動作や特徴を研究し続け、現在では鶏の絵を描かせれば日本でトップクラスと言われる作家もいます。作家は、努力を重ね、試行錯誤を繰り返して、自身の納得の行く 画風 を確立させて行くのですね。晩年 の 上手 の作品は、高価買取させて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。また、掛軸 や 日本画 など絵画の場合は、シミ、汚れなどにより価格は大きく変動します。絵画は、汚れやシミ、折れなどがあると直すのにお金がかかりますので、どうしても価格が安くなってしまいます。 高く評価させて頂くには、保存状態 が大切な条件となります。よく作家名での価格のお問合せがありますが、作家の名前だけでは価格の決定は出来ません。同じ作家の作品でも、制作年代や題材、出来栄えにより、10倍、20倍と価格が違う場合がありますので、一度ご相談頂ければと思います。（No.250～350）