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川端龍子の菊を描いた名品です。

川端龍子は近代日本画の異端者と呼ばれ、日本画 の型を破る奇抜で、豪放な 作風 で、大画面の作品を次々と生み出しました。もともと洋画作家を目指していたこともあり、彼の 画風洋画 の影響を受けているのでしょう。写実的な、緻密 さを好む日本画の様式美とは異なる部分もたくさんあります。鮮やかな色使いや構図はもちろん、巨大な作品を作り展示するという独自のスタイルにこだわりを持っていました。
この作品は、 あざやな朱色の背景に真っ白な菊を大きく描いた 花鳥画 で、たいへん見ごたえのある 逸品 ですね。さすが豪快で、艶やかな色使いが印象的です。このような、鮮やかな色彩で描かれた川端龍子の作品はたいへん人気があり、高価に買取させて頂きます。買取の際には是非、ご相談ください。
作家の描かれた作品には、いろいろありますが、多くの作家は、30代、40代ではまだ自分独自の 画境 には至らず、60代になってやっと作れるようになると言います。若年 期の作品より、晩年全盛期 に描かれた作品の方が、洗練された作品となり、買取価格も数段上となります。制作年代や題材、出来栄えなどにより、価格が違ってきます。お気軽にお問い合わせください。51.4×72.1cmサイズの 絹本 に彩色が施された作品です。(No.105)