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片岡球子の春の風景を描いた作品です。

片岡球子は、鮮やかな色彩と力強く独創的な 作風 で知られています。院展重鎮 として活躍を続け、従来の日本画家の概念を覆すような力強い表現を確立しました。野太い線と激しい原色が強烈な印象を与える、富士山の絵を多く描きました。画風 が非常に個性的であったため、初期は落選を重ねるなど苦労がありましたが、描きたいという志を持ち続け、粘り強く努力し、次第に頭角を現していった遅咲きの作家です。片岡球子は、生涯を通して独特の富士を描き続けました。晩年20年間は制作の大半が富士山になるほど没頭して描れたモチーフです。形の大胆な デフォルメ、三原色や金泥を使った鮮やかな色調などの 装飾 的な表現によって、富士山の満ち溢れるような生命のエネルギーを描き出しています。この作品も、力強く描いた富士を背に、桜や椿などの植物たちが、まるで生命を謳歌しているかのように、色彩鮮やかに描かれています。春のいきいきとした生命力が感じられる 逸品 ですね。このように大胆に描かれた赤い富士山は、非常に人気があり、高価買取対象です。晩年の、このようなエネルギッシュに彩られた赤い富士山を描いた作品は、百万を超える価格で取引されています。彼女のこのような、晩年 の円熟期に描かれた富士の絵は、高値でお引き取りさせて頂きますので、是非ご相談ください。艶やかな岩絵具で彩色された風景画や、細密 に描かれた 動物画 などは人気がありますので、高値でお譲りさせて頂きます。当店では、風景画人物画油絵などいろいろなジャンルの作品を扱っています。祇園の骨董街で長年培われてきた実績があります。制作年代や題材、出来栄えにより、10倍、20倍と価格が違ってきますので、お気軽にご相談ください。45.5×60.5cmボード キャンバス に彩色で描かれた作品です。(No.520)