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千利休の茶杓の逸品を紹介します。

千利休が作った 茶杓名品 を紹介します。17.0cmの茶杓です。お茶の道具は古くは中国から渡来したもので、茶杓も最初は 象牙 のものでした。やがてそれらを日本独自の 技巧 で竹で模してつくるようになりました。武野紹鷗が最下部に竹の節を残した「止節」と呼ばれる茶杓をつくり、千利休は中央部に節がある「中節」を考案し、以後、彼の「中節」が茶杓の雛型となったということです。この作品も、彼らしい味わいのある名品です。彼の手作りのお道具や自筆の書かれた道具は、特別高価買取対象ですが、偽物 が多くありなかなか本物はありません。このような、上手 の茶杓は高く評価せて頂きますので、是非ご相談ください。
千利休の茶杓と言えば、徳川美術館に収蔵されている「泪の茶杓」はたいへん有名です。豊臣秀吉に切腹を命ぜられた際、自ら削り、最後の 茶会 に用いた茶杓です。茶会後に与えられた古田織部は、長方形の窓をあけた筒をつくり、その窓を通してこの茶杓を位牌代わりに拝んだと伝えられています。日本には、このような歴史あるお茶の道具の 逸品 が数々残されています。
古美術やかたは、約80軒の骨董店が軒を連ねる祇園骨董街の中にあり、お店には1日100名近くのお客様にご来店頂いております。海外からお越しになるお客様も多く、このような素晴らしい 日本古来 の作品は、たいへん人気があります。当店では、お抹茶の道具の他にも煎茶のお道具の 茶托茶合などいろいろな作品を扱っております。このような日本の職人だけが作りだせる 緻密繊細 な作品には 愛好家 も多く、高価に買取させて頂けるものもあります。日本の 伝統技術 が生かされた、茶杓の売却の折りには、古美術やかたにご相談下さいませ。(No.125)