買取実績 buy

美術品売却で、池大雅の掛軸の短冊をお譲り頂きました。

お客様の声

昔から付き合いのある知人のお宅で、大切に保管されていた品物でしたが、今回処分する相談を受け、預かって頂きました。昔から何気なく飾ってあった品々で、古いものだとは聞いていたのですが、作者の名前も分からずでした。小松空港や片山津温泉の近くに住んでいますが、石川県からは少し遠くでしたが知人がお付き合いのあったお店と聞き、今回古美術やかたさんまでいきました。作品の買取価値も良く分かり、知人の家族も大変喜んでおります。詳しく説明して頂きありがとうございます。久しぶりに京都に行けて楽しい思い出となりました。

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買取例の説明
知人が大切にコレクションしていた掛軸ですが、知人の方が亡くなったので売却したいとお電話を頂きました。この知人の方は、以前から祇園骨董街によく来られており、当店にも二、三度来店頂いているお客様です。お亡くなりになられた知人の方からも当店のお話を聞いておられたのか、当店のホームページをご覧になり、石川県小松市より品物を持って買取依頼で来店頂きました。

この軸は池大雅の短冊です。池 大雅(1723年~1776年)は、南画・文人画の大家で与謝蕪村とともに日本の南画の大成者とされています。京都生まれの江戸時代中期の書家で、古筆や 古書画 で有名で号は九霞、大雅堂、霞樵などがあります。幼少期から独学で中国美術の南宗画を学び、柳沢淇園に師事し、琳派などの 日本画 の伝統と西洋絵画の表現法を取り入れて独自の 画風 を確立し、日本の素晴らしい骨董品としての名品を残しました。特に40歳前後に充実した作品を多く残しています。この逸品は掛軸になった 短冊 で、古い時代の作品ですが、ご覧のように、保存状態 の良い作品でお譲り頂きました。