お蔵に眠っていた煎茶道具や抹茶道具の茶道具出張買取依頼を頂き、諸道具をお譲り頂きました。
写真が4枚あります。くわしくはこちら
時代は昭和初期頃の作品です。ふっくらとした丸みが素晴らしい、昔の 職人技 が映える 逸品 で買取ました。このような水注やかんは抹茶道具や 煎茶道具 の 茶道具 として使われてきましたが、最近では中国茶を飲まれるお客様からも人気で、面白い地模様の作品なら高価に買取させて頂けます。この作品も丁寧な 打ち出し 模様が施され、昔の 職人技 が面白い 逸品 だと思われます。共箱 や合わせ箱は有りませんが、水漏れ等無く、保存状態 の良い品物です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように凹み等無く状態の良い品物です。
水次薬缶について説明します。
水次水注・水継とも書き、古くは水滴とも書きました。席中に持ち出して 水指し や 釜 に水を補給する道具です。片口・薬缶の二種類があります。素材は唐銅(からかね)、素銅(すあか)、毛織(もうる)、南鐐(なんりょう)など、素銅の腰以下を黒く色付けし、火にかけた燻(くす)べを出し、上部は赤く、内部は白鑞(しろめ)を引いています。口の部分に蓋が付いており、主に 裏千家 系の流派で使われている。水次は 水注 や水継とも呼ばれ、古くは水滴とも呼ばれていました。種類としては片口と薬缶の2種類があります。