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加山又造の日本画で素晴らしい花鳥画を紹介します。


加山又造は昔から愛猫家で知られています。昭和40年代から、このような牡丹と猫をモチーフにした作品を手掛けるようになり、晩年の代表的な 画風 となりました。後ろを振り返り何かを見つめる猫が愛らしいですね。ふさふさとした毛並みが、金彩を用いて 細密 に描き出されており、高貴な雰囲気を存分に引き出しています。牡丹の花も、花びらの一枚一枚が丁寧に描かれ、華やかさな味わいがあります。たらし込みの技法によって装飾的に表現された葉も、牡丹を際立たせ、全体的に妖艶な雰囲気が漂う傑作です。背景は、金彩の上に墨を刷いて描かれています。複雑な 技法 が施されており、深みがある空間を演出しています。移ろいゆく生命の輝きと儚さを描く伝統的な花鳥画のエッセンスを、洗練された彼独自の感性によって捉え直した、現代的な 花鳥画 の傑作です。それまでの 花鳥風月 を描く伝統的な花鳥画を、静物画 ではなく、生命体の存在する生きた空間として捉えた、彼ならではの 逸品 です。その 作風 は海外からの評価も非常に高く、抜群の人気を誇る日本画家の1人で、多くの作品に高価な価格がつきます。加山又造の作品は、どのような作品でも高価買取対象ですが、このような、牡丹と猫をモチーフにした作品は、数千万の価格で取引される特別な作品です。さすが現代の名手で、晩年 の作品には熟練した深い味わいがあり、このような作品は高価に買取させて頂きますので、是非ご相談ください。一口に作家の作品と言っても、制作年代や題材、出来栄えなどにより、10倍、20倍と価格が違う場合があります。当店では、風景画水墨画油絵などいろいろなジャンルの作品を扱っています。買取のご相談は、信頼と実績のある京都祇園の骨董店、古美術やかたにご依頼ください。
60.0×91.7cmサイズの 紙本 に彩色が施された作品です。(No.13400)

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