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加山又造の春の風景を描いた作品です。


月夜に桜というモチーフは日本ならではの情緒があり、見るものを魅了します。奈良時代の昔から桜を詠んだ歌があるように、いつの時代も、桜は日本人から愛されてきました。春爛漫といった風情でしょうか。穏やかな春のひとときが見事に表現されております。新たな日本画の境地を導き出し、その芸術性の高い作品で一躍有名になった加山又造の 風景画 です。その 作風 は海外からの評価も非常に高く、30代で国際美術展や、海外での 展覧会個展 も開催されるなど、海外でも活躍されています。国内外問わず抜群の人気を誇る日本画家の1人で、多くの作品に高価な価格がつきます。加山又造の作品は、どのような作品でも高価買取対象ですが、牡丹をモチーフにした作品や裸婦の作品は、数千万の価格で取引される人気の作家です。さすが現代の名手で、晩年 の作品には熟練した深い味わいがあり、高価に買取させて頂きますので、是非ご相談ください。50.0×65.2cmサイズの 絹本 に彩色で描かれたたいへん美しい作品です。一般的に日本画の場合は、紙本より絹本に描かれた作品の方が高く評価させて頂けます。また、同じ作家の作品でも、簡単に描かれた書画や小さい作品よりも、何日、何ヶ月もかけて描かれた大きなサイズの力作の方が、断然高価に取引されます。価格が10倍、20倍と違ってくるのは当然のことかと思います。良い例として、祇園のお茶屋さんに売却依頼で伺った際の、京の街ならではの話を紹介します。昔から一見さんお断りの風習がある京の祇園街には、著名な人々、有名な作家が多く訪れます。ある著名な作家さんがお帰るときに「今日は持ち合わせがないので」と、襖に簡単な絵を描かれ、「今日の払いはこれにて」と、帰られたそうです。当店地元の祇園街では、このような面白い逸話や粋な作品が残されております。作家の作品と一口に言ってもいろいろあるものです。制作年代や題材、出来栄えにより、価格は違いますので、お気軽にご相談ください。(No.1800)

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