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加山又造の菊の花の作品です。


45.4×60.9cmサイズの 紙本 に彩色が施された作品です。色とりどりの大輪の菊が、美しく咲き誇っており、加山又造らしい華やか味わいがありますね。花びらの一枚一枚、葉の細部に至るまで、独自の 技法 によって 細密 に描かれており、堂々とした風格や気品が見事に表現されています。彼は、日本画の伝統的な様式美を、現代的な感覚で表現しました。移ろいゆく生命の輝きと儚さを描くという伝統的な 花鳥画 を、彼独自の感性によって捉え直し、新しい洗練された花鳥画を描きました。それまでの花鳥画は、花鳥風月 を 静物画 として描きましたが、彼は生命体の存在する生きた空間として捉えました。このような彼ならではの花鳥画は高価に買取させて頂きますので、是非ご相談ください。加山又造は、海外からの評価も非常に高く、抜群の人気を誇る日本画家の1人です。どのような作品でも高価買取対象ですが、特に、晩年に好んで描いた牡丹をモチーフにした作品や、裸婦の作品ですと、数千万という高価な値段で取引されます。どの作家にも言えることですが、やはり、晩年 の作品には熟練した深い味わいがあり、高値でお譲り頂ける作品が多くなります。一口に作家の作品と言っても、制作年代や題材、出来栄えなどにより、価格が違ってきますので、その査定には審美眼が必要となります。品物の真贋を問うことを「鑑定」といいます。品物の値段を決めることではありません。真贋を問う力は、身に付けるのに数十年かかってもなお奥が深く難しい、というのが現実です。我々古美術骨董店業界では、鑑定士という資格は無く、数十年かかり長年の経験と信用を得てはじめて査定や鑑定ができるようになります。業界内で 真贋 を問う場合、簡単な言葉ですが、「ゴリっとしている」とか「すっきりしている」とか簡単な言葉でしか表現できないものです。しかしながら、そのたった一言に数十年の重みがあるのです。売却のご相談は、信頼と実績のある祇園の骨董店、古美術やかたにご依頼ください。(No.330)

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