販売商品 product

品番:X-2054

価格:売却済

茶碗

ご覧のように、長年の時代を経てきた味わいと風格があり、景色が素晴らしい 茶碗 です。
昭和初期頃に作られた逸品ですが、昔の伝承された技法が見られる作品です。
採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い品物です。
この茶碗のようにシンプルな逸品ほど、昔の 職人技 が生きてくるもので、この逸品もさすがと思わせる作品です。
この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。
直接お客様より入荷した、業界ではうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。
茶道具 で一番大切な事は、品物が綺麗な事で、保存状態も良い品物が高価に販売や買取をさせて頂けます。

高麗写しの茶碗ですが本歌の高麗茶碗の説明を少しさせて頂きます。
高麗茶碗は、16世紀半ば頃から日本の茶道で用いられた茶碗の分類の一つであり、朝鮮半島で焼かれた日常雑器を日本の茶人が賞玩し茶器に見立てたものであります。
高麗茶碗の「高麗」とは「朝鮮渡来」の意であり、「高麗茶碗」と称されるもののほとんどは高麗時代ではなく、朝鮮王朝時代の製品です。
日本の茶道は室町時代の「書院の茶」からわび・さびを重んじる「草庵の茶」へと変化していきました。
その過程で茶器も 唐物(中国製)中心から高麗物(朝鮮半島製)、和物(日本製)がよしとされるように価値観が変わっていきました。
もともと日用雑器として作られた「高麗茶碗」は、こうして茶器として取り上げられるようになりました。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

掛軸の骨董品出張買取依頼を頂き、数本の掛け軸をお譲り頂きました。

写真5枚あります。くわしくはこちら この 掛軸 は本紙は 絹本 で、山水画 が描かれております。古い時代 にはこのような山水画が好まれ、多くの 名品 が残されており買取しました。この作者はそんなに 著名 な作者ではありませんが一般的に昔の人々には好まれる 図柄 で、愛好家 の方には人気のある作品で買取させて頂きました。この掛け軸は 日本画 で絹本に描かれておりますが、一般的に水墨画は紙本に、また着色された山水画は絹本に描かれているのが普通です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い骨董品です。 この絵は日本画の山水画ですが、水墨画について少し話します。 中国で唐代後半に山水画の 技法 として成立したのが水墨画です。特に水墨画で描かれる山水画のことを水墨山水画と呼びます。墨のみで描かれる南宋画(水墨画)と、着色された山水画の北宋画があり、鎌倉時代に日本に伝わったのは北宋画です。宋元の水墨山水画が輸入されたことがきっかけで、独自の墨の特徴を生かした水墨画の文化が発達しました。