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品番:C-2233

価格:売却済

掛軸 蓮図 ✖✖

最近ではこのような 中国美術 の掛け軸が人気があります。
贋物 も多く有り、査定や 鑑定 が大変ですがやはり 保存状態 が大切です。
紙本に簡単な 素描 のように描かれた逸品で、やはり 絹本 に描かれた逸品が高価買取対象です。
この掛け軸は保存状態も良く、面白い合わせ箱に入っており、味わいのある逸品です。
特に気を付ける事は、中国美術には後作りや贋物が多く有りますので、査定や 鑑定 の際には信頼ある専門店に依頼してください。

中国掛け軸が誕生した時期については諸説ありますが、通説として認知されている時期は西暦1000年頃。北宋の時代にあたります。蓮の図についても少し説明しますと、蓮 - 蓮と連と恋の音(liàn)が共通し、「連子」で連続する子の誕生。蓮の別名「荷花」では荷と和が同音(hé)であり、伝統的に男女の結婚や子孫繁栄の意味を含んでいた。そこに士大夫は泥土からまっすぐに茎を伸ばし美しく花開く様から、君子の高潔性という精神的理想を重ねた。

 

 

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

掛軸の骨董品出張買取依頼を頂き、数本の掛け軸をお譲り頂きました。

写真5枚あります。くわしくはこちら この 掛軸 は本紙は 絹本 で、山水画 が描かれております。古い時代 にはこのような山水画が好まれ、多くの 名品 が残されており買取しました。この作者はそんなに 著名 な作者ではありませんが一般的に昔の人々には好まれる 図柄 で、愛好家 の方には人気のある作品で買取させて頂きました。この掛け軸は 日本画 で絹本に描かれておりますが、一般的に水墨画は紙本に、また着色された山水画は絹本に描かれているのが普通です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い骨董品です。 この絵は日本画の山水画ですが、水墨画について少し話します。 中国で唐代後半に山水画の 技法 として成立したのが水墨画です。特に水墨画で描かれる山水画のことを水墨山水画と呼びます。墨のみで描かれる南宋画(水墨画)と、着色された山水画の北宋画があり、鎌倉時代に日本に伝わったのは北宋画です。宋元の水墨山水画が輸入されたことがきっかけで、独自の墨の特徴を生かした水墨画の文化が発達しました。