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品番:C-2240

価格:売却済

掛軸 花鳥図  ✖✖

本紙や表装も非常に綺麗で、気になる汚れやシミも無く、非常に保存状態の良い掛け軸です。
綺麗で丁寧に刺繡が施させており、昔の 職人技 が生かされた掛け軸です。
最近ではアジアのお客様も多くおられこのような中国美術の逸品が人気があります。
面白い 図柄 で、保存状態の良い昔の掛軸は買取させて頂きます。
特に中国美術の作品で、本歌に近い逸品は高価買取させて頂きます。

花鳥画 ( かちょうが )
東洋画で花鳥を主題とする絵画です。
中国では花卉、草虫、翎毛 (れいもう) に分類されるが、日本では三者を合わせていいます。
中国絵画では唐初の薛稷 (せっしょく) 、辺鸞 (へんらん) を花鳥画の祖としています。
唐代の花鳥画は宗教的な表現と考えられ、鑑賞絵画とみる概念はまだなかったのです。
花鳥画が盛行するようになったのは宋代からで、この時代には花鳥の写実的表現を通して精神的なものの反映を目指す考え方が一般的となりました。
徽宗 (きそう) 、李安忠、李廸など画院出身の花鳥画家が輩出し、徽宗の『桃鳩図』はその傑出例です。
一方、唐末、五代には黄筌 (こうせん)、除煕 (じょき) が感覚的表現による花鳥画の様式を完成させ、院体花鳥画とは別の潮流として後世の花鳥画家に多大な影響を与えました。
この系統の画家には元の銭選、明の呂紀などがいます。

 

 

 

 

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

掛軸の骨董品出張買取依頼を頂き、数本の掛け軸をお譲り頂きました。

写真5枚あります。くわしくはこちら この 掛軸 は本紙は 絹本 で、山水画 が描かれております。古い時代 にはこのような山水画が好まれ、多くの 名品 が残されており買取しました。この作者はそんなに 著名 な作者ではありませんが一般的に昔の人々には好まれる 図柄 で、愛好家 の方には人気のある作品で買取させて頂きました。この掛け軸は 日本画 で絹本に描かれておりますが、一般的に水墨画は紙本に、また着色された山水画は絹本に描かれているのが普通です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い骨董品です。 この絵は日本画の山水画ですが、水墨画について少し話します。 中国で唐代後半に山水画の 技法 として成立したのが水墨画です。特に水墨画で描かれる山水画のことを水墨山水画と呼びます。墨のみで描かれる南宋画(水墨画)と、着色された山水画の北宋画があり、鎌倉時代に日本に伝わったのは北宋画です。宋元の水墨山水画が輸入されたことがきっかけで、独自の墨の特徴を生かした水墨画の文化が発達しました。