販売商品 product

品番:D-104

茶入

横幅約 7cm 縦幅約 7cm 高さ約 11.3cm 重さ約 405g

材質は純銀製です。
四角形ですが、丸みを帯びた非常に優雅な形で、上品な逸品です。
彫金細工や象嵌細工が素晴らしく、葉っぱの部分は四分一の象嵌技法が施され、花や胡瓜の部分は金象嵌を工夫した技法が施されており、ご覧の様な優雅な色合いです。

この作品の見どころは、葉っぱや胡瓜の象嵌細工の部分は見る角度により淡い色合いを発し、当時でも不思議な象嵌技法を用いて作られており、当時はもちろん、現在でもこのような象嵌細工は見られません。
このような象嵌細工は、上から着色したものでは無く、金属の合金技法で出来ており、一生色は変わりません。
この技法は現在では見られない技法で、日本独自の関口真也ならではの技法です。

彫金細工や象嵌細工は関口真也の作品です。
鈴木長翁斎が品物の形をつくり、販売されたのが小林時計店だと思われます。
採光の加減で白く光っておりますが、傷んでいる箇所も無く、保存状態 の良い品物です。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

純銀製品や諸道具の骨董品宅配買取依頼を頂き、数点お譲り頂きました。

写真17枚あります。くわしくはこちら 一対あり、二つとも同じです。この作品は明治時代から大正時代頃に作られた作品で買取させて頂きました。純銀の作品で、一見、盃のように見えますが盃洗で、お茶碗ぐらいの大きさで、最後に大人の女性の手に乗せた写真を掲載しております。外側の表面には細かく手打ち模様の彫金細工が施され、日本の 伝承 された 金工作品 の素晴らしさがうかがえる 逸品 で買取ました。純銀製で分厚くしっかり作られた作品で、ご覧のように、高台 部分には透かし模様が施され、さすが昔の 職人技 と思わせる上品な盃洗です。重量感 もあり、現在ではなかなか見られない昔の職人技が素晴らしい逸品です。作者は大西成古で、共箱に入っております。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い 骨董品 です。 金工について説明します。 金工とは金属に細工をする工芸、あるいはその職人のことを指し、金属を加工して作られる 工芸品 のことを 金工品 といいます。中国大陸・朝鮮半島から伝わった金工技術によって剣や 銅鐸、装身具などが作られ、材料として青銅や鉄が使われていました。古墳時代には馬具や 甲冑 を製作するようになり、青銅器の剣や鏡などへの装飾も見られました。日本ではその後武具甲冑に独自の発展を遂げ 日本独自 の 金工作品 の発展を築き長い歴史をへて、このような作品が出来上がりました。