煎茶道具や抹茶道具の茶道具宅配買取を頂き、蒔絵の棗や漆芸作品をお譲り頂きました。
¥170,000-
写真40枚掲載、クリックしてご覧下さい。
価格:売却済
直径約 14.2cm 高さ約 8.3cm
今回掲載させて頂く茶道具は、競り市やオークションで買い受けた作品では無く、江戸時代より7代ほど続いて茶道をされていたお宅が辞められて寄付され、その寄付先より数十点お譲り頂いた茶道具の一部です。うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。
非常に丁寧に大切に保管されておられた作品です。
十一代 中川浄益の建水です。
シンプルな建水ですが、中川浄益の伝承された昔の職人技が冴える作品です。
単純な模様ですが正確な彫金技法の彫りが 冴える逸品です。
さすが中川浄益の作品で、小品ですが味わいのある 職人技 の風格が見られる作品です。
採光の加減で白く光っておりますが、未使用品の建水で、共箱です。
中川 浄益
千家十職の一つ、金物師の中川家当主が代々襲名する名称。
元々は越後国で甲冑・鎧を作っていたが、二代目浄益以降の当主は浄益という名を継いでいおり、2008年に十一代浄益が没した後は空席のままです。
錺師(かざりし)とも言われ、金工の精巧な茶道具を得意とし、優れた金工の技術を継承してきました。
老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。