販売商品 product

品番:N-10

価格:¥2,000,000-

印籠 山田常嘉 引出し式 販売

印籠 横幅約 4.5cm 縦約 7cm 厚み最大約 2cm
緒締め 直径約 0.7cm
根付 直径約 3.5cm 高さ約 1.8cm

この作品は江戸時代の印籠で、材質は黒柿です。

古い時代から日本に 伝承 されている漆芸が素晴らしい作品です。
特に、人物やその他の金工細工に昔の 職人技 の素晴らしさが見られる 名品 です。
一富士二鷹三茄子の、日本古来の吉兆の 図柄 が、素晴らしい 蒔絵彫金細工象嵌細工で描かれており、現在の作家ではなかなか作れない上手の逸品です。

写真40 のように、根付に「常嘉」と銘が入っており、美しい梨地に蝶の図柄が、螺鈿を用いて巧みに描かれています。
作者の山田常嘉は、江戸中期の蒔絵師です。
山田姓の印籠師で、江戸南塗師町に住んだ名工と伝えられています。
代々「常嘉」あるいは「常嘉斎」と号して、『装剣奇賞』にある「常加」銘の作品でも知られています。
「御印籠師」として徳川家に仕え、印籠、香箱を制作したと伝えられています。
印籠蒔絵を得意とし、研出蒔絵 や 高蒔絵 を駆使した印籠が多く残されています。

緒締めはトンボ玉で出来ているように思われます。

採光の加減で白く光っておりますが、内部も傷んでいる所は無く、非常に保存状態の良い品物です。
紐は近年に取り替えられたものです。

このような骨董品の印籠、買取いたします。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

骨董品宅配買取依頼で刀装具の鐔をお譲り頂きました。

写真29枚あります。くわしくはこちら この鐔の材質は四分一の骨董品で、時代は江戸時代の刀装具の 鍔 です。ご覧のように、周りは素銅で覆われており、鉄線のような植物の金銀象嵌が施されており買取しました。中心の 四分一 の部分には丁寧で細かい石目地模様が施され、植物の桐の象嵌細工や彫金細工が施されており江戸時代の 骨董品 で買取させて頂きました。このように珍しいデザインの鍔で、手間のかかる 技法 で 象嵌細工 や 彫金細工 が丁寧に施され、江戸時代の 職人技 のなかでも当時の技法の素晴らしさが光る骨董品の 刀装具 の鐔です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い品物です。このような 古い時代 の刀装具の鍔は高価です。 着色された鍔なので、黒四分一の合金について説明します。 四分一を40%と 赤銅 を60%合わせたものに、さらに金を1%混ぜた合金のことです。煮色仕上げで赤銅の青みがかった黒とは異なった黒色が得られます。この作品は四分一合金、別名朧銀とも言われている制作技術と同じように用いられる技法で、四分一合金とは色合いや質感が変わり、独特の優雅さが生まれ、一部の 愛好家 には特に好まれます。