伊万里焼の陶芸作品の骨董品出張買取を頂き、お譲り頂きました。
¥50,000-
写真20枚掲載、クリックしてご覧下さい。
品番:X-1710
価格:売却済
小箱 横幅約 13.4cm 縦幅約 9.8cm 高さ約 4.5cm 重さ約 581g
お盆 横幅約 17.6cm 縦幅約 14cm 高さ約 1.7cm
総重量 約 716g
写真9を一番に乗せる。
時代は、明治時代から昭和初期にかけて作られた作品です。
先代が コレクター のお客様より、直接買い受けた品物です。
非常に優雅な形で、上品な逸品です。
純銀の小物ケースで普通、底部は木製で作られておりますが、底の部分まで純銀で出来ており、非常に丁寧に作られた上手の作品です。
今では見られない当時ならではの正確で 緻密 な細工が施されて、彫金細工や象嵌細工が素晴らしく味わいのある 職人技 が冴える 名品 です。
特に片切彫りの技法が素晴らしく、何気ない野の花々が生き生きと表現されております。
「」と銘がありますが作者については良く分かりません。
ご覧のように、採光の加減で白く光っておりますが、歪んだり、曲がったりして傷んでいる所も無く、非常に保存状態 の良い品物で底部には純銀の刻印があります。
明治時代には 廃刀令 が発令され、戦う道具(刀や槍、鎧兜)が作れず、金工作家は苦労の末、日本独自の刀や甲冑の製造技術を工夫して伝承 された金工技術でこのような画期的な 金工作品 を作りだし、当時のヨーロッパの 博覧会 で大絶賛され、日本の金工作品 や 工芸品 の円熟期を迎えました、そんな現在でも残っている数少ない貴重な名品です。
また当時、渋沢栄一の時代で、日本には産業も無く外貨を稼ぐ輸出の花形商品として、芸術品に政府も力を入れ、日本を代表する骨董品として世界に輸出されました。今でも、この時代の作品は、海外のお客様に絶大なる人気があります。
現在ではこの様な作品は作れず、また象嵌細工や彫金細工の 技法 を伝承する作家もおりません。







































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