販売商品 product

品番:X-447

価格:売却済

香合 葵 <共箱>

横幅約 9cm 縦幅約 7cm 高さ約 1.8cm

昭和初期頃の作品だと思われます。
作者は、澤村陶哉で、共箱で共布が付いております。

採光の加減で、写真11のように内側に黒い影が映っておりますが、汚れでは無く作品は未使用品に近い綺麗な品物です。

茶道具買取で、買取した品物です。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

抹茶道具や煎茶道具の茶道具宅配買取を頂き、漆芸作品の蒔絵で綺麗な香合をお譲り頂きました。

写真25枚あります。くわしくはこちら 時代は江戸時代頃だと思われます。材質は木製で、梨地 に蒔絵が丁寧に施された香合で、現在ではなかなか見られない昔の 職人技 が素晴らしい逸品で買取ました。蒔絵は手描きで 細密 に描かれており、当時でも高価な 逸品 です。ご覧のように長年の時代を経てきた風格があり、昔の職人技ならではの蒔絵で、優雅で細密な翁面の 蒔絵 が施されており買取しました。内側や底部には 非常に丁寧に 梨地 が施され、たいへん優美で上品な 香合 です。合口もきっちり閉まり、反りやひずみもありません。さすが江戸時代の日本の職人技の 伝承 された 技法 が冴える素晴らしい 茶道具 です。採光の加減で白く光っておりますが、未使用品のような綺麗な状態です。江戸時代は 著名 な職人達も、各諸大名のお抱え職人で  古美術工芸品  を制作しており、自分の名前や号を入れる事が許されない時代です。この作品は無銘ですが、当時の習わしに沿った 名品 だと思われます。このような昔から伝承されてきた品々は世界のお客様に絶大な人気があります。 日本の漆塗について 漆器 は、奈良時代に中国から、螺鈿、平文、漆皮、漆絵、乾漆 などの技術が伝わったとされています。その後、日本特有の漆器の 技法 を発展させ、素晴らしい作品が作り出されました。漆器といえば、輪島塗 が一番有名です。その他にも、日本国内には多くの 漆器 の産地があります。日本で、伝統的 工芸品 に指定されている漆器の産地には、津軽塗(青森県)、秀衡塗・浄法寺地塗(岩手県)、鳴子塗(宮城県)、川連漆器(秋田県)、会津塗(福島県)、鎌倉彫・小田原漆器(神奈川県)、村上木彫 堆朱・新潟漆器(新潟県)など、実に様々ものがあります。その他、蒔絵で有名な金沢漆器、何重にも塗り重ねた馬鹿塗で知られる津軽塗、軽くて丈夫な山中漆器など、それぞれの地域の中で育まれてきました。それぞれ、作り方や漆の塗り方など、独自の技術を持ち、特徴のある製品を作っています。江戸時代に、漆器文化は大きく花開きました。大藩である加賀藩のもと、輪島塗や金沢漆器が庇護されたことがあげられます。輪島塗は丈夫で美しいこと、金沢漆器は金蒔絵の美しさから人気を集めました。