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価格:売却済

姫印籠 蒔絵 <在銘>

印籠 最大横幅約 4.5cm 最大縦約 6.9cm 厚み最大約 2.1cm
緒締め 直径約 1.5cm
根付 直径約 3.6cm 厚み約 1.5cm

この作品は江戸時代の印籠で、材質は木製です。

古い時代から日本に 伝承 されている漆芸が素晴らしい作品です。
木目が美しい木地に、草花の 図柄 が、蒔絵細密 に描かれており、昔の職人技が素晴らしい印籠です。
瓢箪の形は珍しく、長年の時代を経てきた味わいのある面白い作品です。
写真11 のように印籠の底部に銘が入っておりますが、作者についてはよく分かりません。

根付にも、鹿やもみじの図柄が蒔絵で丁寧に描かれており、木味の温もりが伝わる 逸品 です。

緒締めは、狸の図柄で、たいへん 緻密 な細工が施されております。

採光の加減で白く光っておりますが、内部も傷んでいる所は無く、非常に 保存状態 の良い品物です。
紐は近年に取り替えられたものです。

このような骨董品の印籠、買取いたします。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

日本画の岩橋英遠の骨董品買取依頼を頂き、額装の10号の絵画を出張してお譲り頂きました。

写真が18枚あります。くわしくはこちら 先に品物を紹介させて頂きます。岩橋英遠(明治36年~平成11年)の作品の中でも出来の良い 逸品 で、 額装、寺内遊神堂の 共シール が付いており、サイズは10号で、題は「睦月」です。昔の 日本画 の素晴らしさが表現された、現在では滅多に見られない 名品 で高価買取させて頂きました。作品の状態は非常に良く、シミやひび割れ等無く、保存状態 の良い品物で買取ました。 岩橋英遠1903年(明治36)~1999年(平成11)96才没。北海道出身の日本 画家 で本名は英遠。北海道空知郡江部乙村で屯田兵2代目として岩橋浅次の長男に生まれた。1917年に北辰尋常高等小学校を卒業。卒業後は農業を手伝う傍らで 独学 で絵を描く。21歳で、日本 画家 を志し上京、山内多門に 師事。山内多門の死後は安田靫彦の門下生となる。1934年の 院展 で「新宿うら」を出品し、初入選を果たす。その後も多数の賞を受賞し、院展を中心に出品を続ける。1953年には日本美術院同人に推挙され、日本画 新時代の一翼を担う。日本芸術院会員、東京芸術大学 名誉 教授 となり、後進の指導にも励む。1972年「鳴門」で 日本芸術院 賞を 受賞。1981年日本芸術院会員、1989年に 文化功労者、1994年には 文化勲章 を受章。 作家の名前で相場価格の問い合わせをよく頂きますが、骨董品 や 茶道具 でも同じで、作家の 若書き と 晩年 の作品では、大きな差があります。また作家によれば最晩年の作品が特別高価な作品もあります。やはり何事も同じで、長年かかり自分の独自の境地の技術や世界を作る事が出来ます。このように若い時に作られた作品と、晩年になり自分の境地に達した作品では雲泥の差が出ます。