販売商品 product

品番:X-1146

価格:売却済

木庵 <箱付>

全体 縦幅約 206.5cm 横幅約 50.6cm
本紙 縦幅約 139.5cm 横幅約 40.7cm

黄檗宗の僧で木庵の作品です。
1611年~1684年の生没年で、黄檗宗では人気がある僧です。

16歳で出家して開元寺に入門した。1629年に得度し、杭州や天童山、西湖等を歴参した。
28歳には、金粟山の費隠通容に参禅し、維那にまでなった。紹興や天台山等を遍歴した。
1648年には、中国黄檗山に登り隠元隆琦からその法を受けた。
日本の黄檗山の僧の中でも開祖の隠元と同等の人気があります。

本紙は紙本で、軸先は木製で出来ております。
古い時代の作品ですが、ご覧のように、状態の良い掛軸です。
このように作品の状態も良く、書き込みも一行書で勢いもあり素晴らしい作品で、紹介させて頂きました。
面白い図柄で、状態の良い昔の掛軸は買取させて頂きます。

お譲り頂いたお客様に、納得頂くことを第一と考えております。
古美術やかたでは、お客様より買取りさせて頂いた品物を、価格を表示して、当店で店頭販売いたしております。
また同時に、ホームページにも、価格を表示して販売いたしております。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

掛軸の骨董品出張買取依頼を頂き、数本の掛け軸をお譲り頂きました。

写真5枚あります。くわしくはこちら この 掛軸 は本紙は 絹本 で、山水画 が描かれております。古い時代 にはこのような山水画が好まれ、多くの 名品 が残されており買取しました。この作者はそんなに 著名 な作者ではありませんが一般的に昔の人々には好まれる 図柄 で、愛好家 の方には人気のある作品で買取させて頂きました。この掛け軸は 日本画 で絹本に描かれておりますが、一般的に水墨画は紙本に、また着色された山水画は絹本に描かれているのが普通です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い骨董品です。 この絵は日本画の山水画ですが、水墨画について少し話します。 中国で唐代後半に山水画の 技法 として成立したのが水墨画です。特に水墨画で描かれる山水画のことを水墨山水画と呼びます。墨のみで描かれる南宋画(水墨画)と、着色された山水画の北宋画があり、鎌倉時代に日本に伝わったのは北宋画です。宋元の水墨山水画が輸入されたことがきっかけで、独自の墨の特徴を生かした水墨画の文化が発達しました。