販売商品 product

品番:N-05

価格:¥1,500,000-

印籠 蒔絵 山田常嘉 販売

印籠 横幅約 4.2cm 縦約 8.7cm 厚み最大約 2.9cm
緒締め 直径約 1.4cm
根付 横幅約 3.6cm 縦幅約 2cm 高さ約 3.5cm

この作品は江戸時代の作品で、材質は木製です。
写真16のように印籠に常嘉斎と銘が入っており、梨地 に素晴らしい鶴の蒔絵が施されております。
作者の山田常嘉は、江戸中期の蒔絵師です。
山田姓の印籠師で、江戸南塗師町に住んだ名工と伝えられています。
代々「常嘉」あるいは「常嘉斎」と号して、『装剣奇賞』にある「常加」銘の作品でも知られています。
「御印籠師」として徳川家に仕え、印籠、香箱を制作したと伝えられています。
印籠蒔絵を得意とし、研出蒔絵高蒔絵 を駆使した印籠が多く残されています。

古い時代から日本に伝承されている蒔絵の技巧が素晴らしい作品で、現在の作家ではなかなか作れない上手の 名品 です。

緒締めは 珊瑚 で出来ており、根付は 木彫り に漆塗りが施されています。
根付も長年の時代を経てきた味わいのある作品で、昔の 職人技 が素晴らしく、人物の表情が面白い珍品です。

採光の加減で白く光っておりますが、非常に状態の良い品物です。
内部も非常に状態の良い品物です。
高価な品物ですので、出来れば来店頂き直にご覧下さい。
紐は近年に取り替えられております。

このような骨董品の蒔絵の印籠、買取いたします。

  • 10

  • 11

  • 12

  • 13

  • 14

  • 15

  • 16

  • 17

  • 18

  • 19

  • 20 反対側

  • 21

  • 22

  • 23

  • 24

  • 25

  • 26

  • 27

  • 28

  • 29

  • 30

  • 31

  • 32

  • 33 ★○

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

面白い仏画の骨董品売却依頼を頂き、掛け軸や中国美術の仏画を出張してお譲り頂きました。

写真が4枚あります。くわしくはこちら このような作品は、日本ではチベットの仏画などの話をさせて頂いている事が多くありますが、この時代には大乗仏教や小乗仏教があり、このような 仏教美術 の仏画も残されております。このような仏画で昔の日本の時代では、もちろん平安時代以前の仏画ですが、この作品も本歌の作品にしては、色合いもしっかり残っており、やはりのちの時代に描かれた 逸品 だと思われますが、買取させて頂きました。このような 保存状態 の悪い作品でも、仏画 は本来の時代でなく、日本の江戸時代や明治時代の仏画の骨董品でも、中国の人々には人気があり買取させて頂きます。 タンカについて少し説明させて頂きます。タンカはチベット仏教の仏画の 掛軸 の総称である。主にチベットで作られたものを指すが、チベット仏教を信仰するモンゴルや中国でも製作されています。ネパールの掛軸は通常ポーバーと呼ばれるが、タンカと呼ばれることもあります。初期のタンカは大きさ、形状、画題などが確立されていないが、時代が下るに従って形式が定まってきています。典型的なのは綿布を白土で塗りつぶして表面を平滑にし、顔料で絵を描き、絹の表装(下地)に縫い付けたものです。 タンカは元々、仏教の僧が村々を回って仏教教義や釈迦の伝記などを解説するために作られ、持ち運びが便利なように掛軸にされました。チベット絵画はタンカの他に、壁画や砂曼荼羅の形でも描かれています。その 作風 は、8世紀から17世紀頃までは「ベンガル・ネパール方式」と「カシミール様式(グゲ様式)」に、18世紀以降は「中央アジア様式」と「中国・カム様式」に分けられ、ダライ・ラマ6世以降は中国の影響を大きく受けています。