岐阜県可児市のお客様より骨董品宅配買取で煙草入れや根付を数点お譲り頂きました。この煙草入れと根付は明治時代前後頃の作品で、根付は木味が素晴らしく、重みのある風格で紹介します。
売却例の説明
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この煙草入れと根付は明治時代前後頃の作品で、根付は型彫り根付です。先代が コレクター の方より直接買い受けた 逸品 で、根付には「法重」と銘 が入っておりますが、作者についてはよくわかりません。時代を経てきた 根付 で 木味 が素晴らしく、重みのある風格で、存在感があります。伝承 された彫る技法が丁寧に施され、現在では、なかなか見られない味わいのある根付です。根付は採光の加減で白く光っており、長年使われてきた痕がありますが、ご覧のように、ひび割れ等無く 保存状態 の良い品物です。
紐通し穴について説明します。
根付には一般的に紐通し穴が二つ空られております。根付は印籠や煙草入などの提物を着物の帯に付けて使われます。その紐を通す穴を紐通しと呼びます。根付の好きな人々はこの紐通しの美しいデザインはを見て、作者や年代、また時代を経てきた醍醐味を味わいます。この紐通しの位置や作り方により時代や作者を伺うことも出来ます。小さな穴と大きな穴の二つが空いているのは、大きい穴に紐の結び目を隠すのに使われています。