明治時代

明治時代

明治時代は、文明開化が花開いた時代です。海外との交流がはじまり、西洋文化の影響を受けた、華やかな文化が盛隆しました。

明治9年の帯刀禁止令、いわゆる 廃刀令 により、それまで、武具や 刀装具 を作っていた、金工師 たちは、それまで培ってきた、伝統技巧 の全てを注ぎ込み、花瓶調度品 などの素晴らしい 金工作品 作りへと転身しました。それらの彫る技法嵌める技法打つ技法の技を究めた作品は、国内外の 展覧会博覧会万国博覧会などで披露され、称賛され、海外でも素晴らしい賞を 受賞 しています。他方、日本の円熟した文化は、海外の芸術や 美術品 にも多大な影響を与え、ロイヤルコペンハーゲンやミントンなどには、日本の陶磁器の影響を受けたブランドなども作られています。

絵画の世界でも、たくさんの洋画作家たちが、海を渡り、留学し、見聞を広め、素晴らしい洋画、油絵 を制作しました。黒田清輝、浅井忠などが代表的な作家たちです。また、輸出された日本の 浮世絵 は、海外のルネサンス時代の作家たちにも、多大な影響を与えました。また、日本の絵画では、竹久夢二など、明治大正時代を彩った 浪漫 派の作家たちが活躍しています。

日本は、黄金の国と呼ばれていたように、金や銀をはじめとして、珊瑚東洋の宝石と呼ばれた翡翠などの天然石などの資源も豊富でした。彫金細工象嵌細工 が巧みに施された 金工品 や珊瑚を使った作品などにも素晴らしいものが残されています。蒔絵 など、日本古来の 伝統技巧 を使った漆芸作品なども、海外の方にはたいへん高く評価されています。ワシントン条約で制約される前には、象牙 の作品なども、海外との 交易 や輸出品として重宝されていたようです。

また、明治時代の初めより関西で活躍した竹芸作家には、田辺竹雲斎前田竹房斎などがおり、たいへん有名です。竹根を活かした作品や、古矢竹、煤竹 を用いた素晴らしい名品の数々が残されています。彼らの竹籠なども、パリの 万国博覧会 で 称賛され、ドイツなど西欧への大切な輸出品となり、国内外で活躍しました。

文明開化と共に、日本の 古美術工芸品美術品 の技術も向上し、世界に誇る日本の 文化遺産 が数多く生み出されていきました。

 

古美術やかたの店内写真

メディアにも多数ご紹介いただいております

TV出演お断りの理由は「古美術やかたの特長」や「買取のお客様必見」を詳しくご覧下さい。

日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
日本でもトップの祇園骨董街にある老舗の骨董店です。

京都祇園で小売販売している老舗骨董店だからこそ高価買取出来るのです。

世界各国から1日100名近くのお客様がご来店頂いております。
店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。

買取依頼のお客様に納得して頂くことを第一と考えております。

ホームページや店頭にて販売する価格を提示して、買取りさせて頂いております。
是非、ご来店頂くか、ホームページをご覧下さい。
京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。

京都美術倶楽部大阪美術倶楽部鴨東古美術会京都古書組合東京古書組合に加盟しております。

お問い合わせ・買取のご相談

075-533-1956 11:00~18:00(定休日:月・火)

※ご予約の買取業務は定休日も行っております。

FAX 075-571-8648

買取は古美術やかたへ!老舗骨董店ならではの6つの技

買取商品一覧

  • 金工作品
  • 根付
  • 竹籠
  • 煎茶道具
  • 刀装具
  • 印籠
  • 中国美術
  • 李朝
  • 鍔・小柄
  • 兜
  • 日本画
  • 古陶器
  • 甲冑
  • 銀製品
  • 掛軸
  • 伊万里
  • 鉄瓶
  • 櫛・帯留
  • 浮世絵・版画
  • 骨董品の翡翠
  • 銀瓶
  • 仏画
  • 洋画
  • 骨董品の珊瑚

販売商品 PRODUCT

お買取りさせて頂いた品物はこのように価格表示してお店やホームページで販売、掲載しております。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

面白い昔の金工作品で酒燗器や諸道具の骨董品売却依頼を頂き、宅配でお譲り頂きました。

写真が22枚あります。くわしくはこちら 横幅約 21.7cm 縦幅約 11cm 提手を含む高さ約 19.6cm 先に品物を紹介させて頂きます。材質は銅です。時代は江戸時代から明治時代頃の提手酒燗器で、打ち出し の地模様が丁寧に施され、現在でも使用可能な貴重な 逸品 で高価買取させて頂きました。提手酒燗器で、本体横にやかんのような注ぎ口が付いており、その横の透かし彫りの蓋を取ると、その中に炭を入れ、火をおこし温める酒燗構造になっております。その下の四角い穴は、燃えた後の炭が落ちるようになって、引き出し状に作られ、不要な炭がらを取り出せるようになっています。また、もう一方の彫金細工の蓋の中にはお酒を入れます。 昔に作られた作品で、分厚い金属で出来ており、地模様の菊や桐の模様がしっかり施されております。 さすが昔の 職人技 が素晴らしい逸品で、作品の細部に至るまで丁寧に仕上げられております。持ち手に編み込まれた竹も現在では出来ない昔の手法で出来ております。このような 完品 で使用可能な昔の酒燗器は、現在では殆ど見られず貴重な逸品です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように状態の良い品物で、水漏れも無く、現在使用可能です。昔の 職人技 が素晴らしい 茶道具 や 骨董品 は、高価買取させて頂きます。 明治時代になり、帯刀禁止令が出されて、刀や刀装具を作れなくなり、いろいろ工夫を凝らし、こうして現在のような、金工作品の自在金具や香炉、また銀瓶や花入れ、が作られました。また、江戸時代より明治時代に変わり、日本は産業も無く、外貨獲得の方法が無い時にヨーロッパの 万国博覧会 展覧会 で、爆発的人気が出て、美術工芸品の輸出で外貨獲得でき、明治時代は国策でも美術工芸品の輸出を奨励しました。この作品はこんな立派な作品ではありませんが、昔の伝承された技術を使って丁寧に作られた逸品です。  

アクセス

京都市東山区大和大路通新門前上ル西之町197番地