名古屋市守山区のお客様より骨董品出張買取で中国美術の掛け軸を数本お譲り頂きました。綺麗で丁寧に刺繡が施させており、昔の 職人技 が生かされた掛け軸で紹介します。
売却例の説明
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本紙や表装も非常に綺麗で、気になる汚れやシミも無く、保存状態 の良い掛け軸です。綺麗で丁寧に刺繡が施させており、昔の 職人技 が生かされた掛け軸です。最近ではアジアのお客様も多くおられこのような 中国美術 の 逸品 が人気があります。面白い 図柄 で、保存状態の良い昔の 掛軸 は買取させて頂きます。特に中国美術の作品で、本歌に近い逸品は高価買取させて頂きます。
花鳥画 ( かちょうが )について
東洋画で花鳥を主題とする絵画です。中国では花卉、草虫、翎毛 (れいもう) に分類されるが、日本では三者を合わせていいます。中国絵画では唐初の薛稷 (せっしょく) 、辺鸞 (へんらん) を花鳥画の祖としています。唐代の花鳥画は宗教的な表現と考えられ、鑑賞絵画とみる概念はまだなかったのです。花鳥画が盛行するようになったのは宋代からで、この時代には花鳥の 写実 的表現を通して精神的なものの反映を目指す考え方が一般的となりました。徽宗 (きそう) 、李安忠、李廸など画院出身の花鳥 画家 が輩出し、徽宗の『桃鳩図』はその傑出例です。一方、唐末、五代には黄筌 (こうせん)、除煕 (じょき) が感覚的表現による花鳥画の様式を完成させ、院体花鳥画とは別の潮流として後世の花鳥画家に多大な影響を与えました。この系統の画家には元の銭選、明の呂紀などがいます。