買取実績 buy

川端龍子の花鳥画を紹介します。

1946年、61才のときに描かれた鶴の絵を紹介します。白く輝く桜を背景に、優雅の佇む鶴が色鮮やかに描かれており、素晴らしい 花鳥画 ですね。
川端龍子は近代日本画の異端者と呼ばれました。日本画の型を破る奇抜で、豪放な 作風 で、大画面の作品を次々と生み出しました。もともと 洋画 家を目指していた彼の 画風洋画 の影響を受けているのでしょう。鮮やかな色使いや大胆な構図が特徴です。対象物をダイナミックに描いた作品の中には、百万を超える値段で取引される作品もあります。川端龍子の、オリジナルな作風で、晩年 の円熟期に描かれた作品は、高く評価させて頂きますので、お気軽にご相談ください。
余談ですが、日本には床の間という 日本独自 の文化があります。いろいろな 置物 や、 上手陶磁器著名作家の素晴らしい作品など、多くの 名品 を床の間に置いて飾ってきました。近年、買取依頼の際には、床の間に置き、代々大切にしてきたような作品や 掛軸 などをお譲り頂く事が多くあります。絵画は、汚れやシミ、折れなどがあると直すのにお金がかかりますので、どうしても価格が安くなってしまいます。 高価買取には、保存状態が大切な条件となります。特に 細密 に描かれた絵などはシミが入りやすく管理が大変です。やはり時々は使用されて、床の間に掛けられると、虫干しされ虫しよけになり、乾燥もしますので、良いかと思います。40.3×51.4cmサイズの 絹本 に彩色が施された作品です。(No.62)