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玉楮象谷の中でも人気の高い堆黒の香合を紹介します。

香川漆器の祖、玉楮象谷の 香合 で、高さ3.7×幅7.5cmの小さな作品です。海外の 愛好家 にも人気のある堆黒で、漆を何回も塗り重ねて層を作った上から 彫刻 し文様を出す、大変手間のかかる作品です。このような 細密 で素晴らしい細工が施され、彩り豊かな 晩年 の作品は高価に買取させて頂けます。しかし残念ながらこの作品は小品のため、買取価格は少し低くなります。もっと大きな作品だと、より高く評価させて頂けます。
玉楮象谷は江戸時代後期に活躍した漆芸家で、中国や東南アジア伝来の彫漆の 技法 を研究し、独自の世界観で象谷塗や 讃岐彫 という新しい 作風 を築きました。現在、象谷塗は 日本伝統工芸 品の一つに指定されています。
古美術やかたは、約80軒の骨董店が軒を連ねる歴史ある祇園骨董街の中にある老舗の骨董店です。お譲り頂いたお客様に、納得頂くことを第一と考えております。お客様よりお譲り頂いた品物は、価格を表示して、当店で店頭販売いたしております。また同時に、ホームページにも、価格を表示して販売いたしております。お気軽にご相談頂ければと思います。(No.20)