茶道具売却依頼で、二代 三浦竹泉の色絵蓋物をお譲り頂きました。
買取例の説明
写真が38枚あります。くわしくはこちら
蓋をした高さ約 10cm 蓋を取った高さ約 7.5cm
蓋を取った本体の横幅約 9.5cm 蓋の横幅約 10cm
ご高齢の女性のお客様でしたが、家の整理をされていて、一度見てもらいたいとのことでお写真を持って静岡県袋井市より来店されました。その後ご帰宅されてから自宅より品物を宅配買取でお送り頂きました。ご自身で大切に愛好されていた茶懐石の道具で、状態もたいへん良い品物でした。素晴らしい 煎茶道具 を買取させて頂きました。この蓋物は大正～昭和初期頃の陶器で、丁寧に保存され未使用品に近い作品です。著名な作家の二代 三浦竹泉の昭和初期頃の作品です。極彩色とまではいきませんが、竹泉の 色絵 の陶磁器の作品は人気があります。ご覧のように花鳥図が色絵で非常に綺麗に描かれており、さすが昔の 職人技 が冴える逸品で、代々継がれた三浦竹泉ですが初期の竹泉の技巧が光る 名品 です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように状態の良い品物です。
一番大切な事は、共箱であるかどうかです。共箱とは、一番最初に購入した時に入っている箱です。共箱は保証書の代わりになり、共箱が無いと半値以下になる作家の作品も多くあります。例え、こわれていても、二度と手に入らないので、また直してもらったり出来るので、捨てないで保存して下さい。同じ作家でも細密に描かれていたり、綺麗な図柄はやはり高価に取引されています。