骨董品買取依頼で日本画の伊東深水の美人画を買取させて頂きました。
売却済
品番:D-34
価格:¥900,000-
横幅約 22cm 縦幅約 13cm 高さ約 18.4cm
この作品は河井寛次郎の花扁壷 呉須辰砂で、共箱が付いております。
大ぶりで形や 図柄 も良く、河井寛次郎の花扁壷 呉須 辰砂の中では 上手 の作品です。
ご覧のように、力強く優雅で存在感があり、最近ではこのような寛次郎の綺麗な作品はなかなか見る事ができません。
特にこの作品は晩年期の名品で河井寛次郎の特徴がよく出ており、貴重な 名品 です。
採光の加減で白く光っておりますが、欠けやひび等なくご覧のように 保存状態 の良い未使用品のような作品です。
河井寛次郎
島根県安来町(現安来市)の大工の家に生まれる。
師弟関係を重んじる陶工の世界にあって、学校という教育機関にて指導を受けた新しい世代の陶工である。
東京高等工業学校では 陶芸家 の板谷波山の指導を受けた後、京都市立陶芸試験場に入所。
濱田庄司とともに1万種以上の 釉薬 の研究や、中国陶磁など過去の 陶磁器 の模倣や研究をした。
1920年、五代清水六兵衛の技術顧問を務めていた縁で、京都五条坂にあった彼の 窯 を譲り受け、「鐘渓窯」と名づけ自らの作品制作を開始する。
1926年、柳宗悦、濱田庄司とともに日本民芸美術館設立趣意書を発表。
富本憲吉、黒田辰秋、バーナード・リーチらとともに「民芸運動」にかかわる。
1937年に「鉄辰砂草花図壷」がパリ万国博覧会でグランプリを 受賞。
1955年には 文化勲章 を辞退し、同様に人間国宝、芸術院会員も辞退している。
























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