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川合玉堂の水墨画の名品です。


56.2×72.6cmサイズの 絹本 に描かれた水墨画です。1938年、65才の頃に描かれた作品です。多摩川の渓谷は、自然と人間の生活が調和した理想の風景として、川合玉堂が魅了された場所です。その風景を描いた多くの傑作を残しています。疎開先にも選んだほどで、戦後は、疎開先の民家をそのまま借り受け、田舎の生活を楽しみ、本格的な画家生活を営み、奥多摩の風景を描いた多くの 名品 を残しています。この作品も、日本らしい風景が素晴らしい 技法 で描かれており、懐かしい空気感が感じられます。心が癒されますね。このように川合玉堂は、日本の自然や風物を詩情豊かに表現しました。近代日本 画壇巨匠 と呼ばれ、その 風景画 は高価に取引される人気の作家です。中でも特に、戦後の奥多摩時代と呼ばれる 晩年 の作品には、水車小屋や、荷物を背負い険しい山道を歩く点景の人々が描かれており、そのような水車が描かれた 風景画 や鵜飼の絵などはたいへん人気があり、高価買取対象作品です。この時代に描かれた作品には数百万円の値段で取引される作品もあります。作家の描かれた作品には、いろいろありますが、多くの作家は、30代、40代ではまだ自分独自の 作風 には至らず、60代になってやっと作れるようになると言います。売却のご相談で、よく作家名での価格のお問合せがありますが、作家の名前だけでは買取価格の決定は出来ません。同じ作家の作品でも、制作年代や題材、出来栄えにより、10倍、20倍と価格が違う場合がありますので、一度ご相談頂ければと思います。(No.180)

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