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川合玉堂の秋の景色を描いた作品です。


1911年頃の作品ですので、38才の頃の 若書き の作品です。川合玉堂は、日本の美しい四季や自然をこよなく愛し、風景画 を数多く描きました。四条派の親しみやすい 作風 と、狩野派の品格を合わせた情緒ある 画風 は高く評価され、近代日本画壇の 巨匠 と呼ばれています。この作品も、紅葉に色づく山村の風景を情緒たっぷりに描いており、暖かみが感じられる美しい風景画ですね。彼はその背景に、そこに生活している人々を必ずと言っていいほど描いています。大自然の中で暮らす人々の生活感が作品から伝わってきて、どこか懐かしい気持ちにさせてくれ、見るものを癒してくれます。自然とともに生きることへの彼の深い共感の現れとも言えるでしょう。当店には、海外のお客様を含め、日々100名近くのお客様にご来店頂いておりますが、中には熱心な 掛軸コレクター の方もいらっしゃいます。このような、日本の風景を描いた 上手掛軸 や屏風絵はたいへん人気があり、高価買取させて頂きます。川合玉堂も人気の作家ですが、彼の場合では、戦後の奥多摩時代と呼ばれる 晩年 の作品が高価買取対象です。水車や、荷物を背負い険しい山道を歩く点景の人々が描かれた風景画や鵜飼の絵などはたいへん人気があり、そのような作品の中には数百万の値段で取引される作品もあります。この作品も、戦後の晩年の作品でしたら、数段上の値段で取引されることでしょう。やはり、晩年の自身の 画境 が見られる作品は高価にお譲り頂けます。またこの作品は、絹本 に彩色で描かれた作品ですが、一般的に日本画の場合は、紙本 より絹本に描かれた作品の方が高価になります。一口に作家の作品と言っても、いろいろあります。ご相談頂けましたら、説明させて頂きます。お気軽にお問い合わせください。113.3×40.9cmサイズの作品です。(No.145)

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