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平山郁夫の仏教画、シルクロードの作品です。


平山郁夫が48才のときに描いた作品です。世界遺産 にも登録された、ラマ教の最大で最古の寺院を題材にした三部作の一つです。シルクロードへの取材旅行は、仏教伝来の道を歩き、仏画 の源をたどるために始められ、以後、シルクロードの風物や人々を描くことは彼のライフワークとなりました。彼のこのような、晩年 のシルクロードの風景を描いた作品は、高価買取させて頂きます。この作品も、シルクロード関連の作品で、たいへん人気がある傑作です。間近から見上げる構図が、的確に建築物の威容を伝えており、圧倒的な存在感、重厚さが伝わってきます。黄金の屋根、建物の朱色、黄金色に染まる空などの色使いも美しく、チベット仏教の神秘性が漂いますね。平山郁夫のシルクロードへの取材旅行は40年間で、150回以上に及びました。感動をあたえる本物の作品を描くためには、ここまでしないといけないという彼らしいこだわりが、このような名作を生み出したのですね。写実の作家は、常にスケッチ道具を持ち歩き、いつも目に映るものを スケッチ するなど、研究や研鑽を積み重ね、自身の 画風 を確立さるものです。作家のものでは 、やはりこのように努力の末、何年もかかって独自の境地に到達した 晩年 に描かれた作品の方が味わい深いものが多く、高価に買取できます。このような、晩年のシルクロードの風景を描いた作品は高価買取させて頂きますので、是非ご相談ください。90.9×72.7cmサイズで 紙本 に彩色で描かれた作品です。(No.1350)