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藤本能道の作風が冴える壺を紹介します。


人間国宝、藤本能道の扁壺を紹介します。高さ28.4cm×幅18.3cmで、高台内に「能」と があります。
月光に照らされた夜空と、枝葉のシルエットを背景に、耳をそばだてて目を見張る木乃葉ずくが梢に停まっています。晩年の特色であるやや薄緑色の草白釉の生地に、迫力ある木乃葉ずくを見事に描ききっている名作です。釉描加彩の 技法 によって画面に遠近感を現し、 緻密 な彩色を際出させています。たいへん美しい作品ですね。このような、彼の作風が冴える作品は高価買取させて頂きますので、是非ご相談ください。特に、65才過ぎてからの 晩年 の作品が人気あります。白磁の部分を生かしつつ、多くの色を使った美しい 全盛期 の作品は高価買取対象作品で、百万を超える価格で取引されています。

藤本能道は、はじめ 加藤土師萌師事 し、さらには富本憲吉の助手を務めながら九谷焼系列の色絵磁器技法を習得しました。その後、釉薬 の描画法の研究を続けながら、着彩を白磁焼成の本焼工程前に行うという、他には無い独特な画法を習得しました。伝統 的な色絵磁器の系譜を継ぎつつも、独自の技法と 作風 を追求して、20世紀の日本陶磁に新たな色絵表現を切り開いた 陶芸家 です。古美術やかたは、約80軒の骨董店が軒を連ねる祇園骨董街の中にあり、お店には1日100名近くのお客様にご来店頂き、 店頭ではお譲り頂いた2000点以上の作品を販売しております。海外からお越しになるお客様も多く、このような素晴らしい 日本独自 の 陶芸作品 は、たいへん人気があります。昔の 職人技 が素晴らしい作品は 愛好家 の方々に人気があり入荷をお待ちのお客様も大勢おられます。このように作りの良い作品、昔ながらの 伝統 の 技巧 が生かされた作品、 在銘 の作品は、高く評価させて頂きますので、古美術やかたにご連絡ください。(No.210)

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