販売商品 product

品番:X-2059

価格:売却済

鎧兜

この鎧兜は、明治時代から昭和初期頃に作られた、節句に使われていた 後作り の逸品です。
胴丸腹巻も寄せ集めでなく、買い求められた時から使用されていた部品が付いております。
長年時代を経てきた味わいがありますが、傷んでいる所もほとんどなく、保存状態 の良い逸品です。
飾り物の 甲冑 ですが、古い時代 の丁寧で味わいのある 職人技 が冴える逸品で、鉄味 も良く存在感漂う作品です。
採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように素晴らしい 逸品 です。

鎧兜 はなかなか買取が出来ず、本歌の鎧兜の説明をさせて頂きます。
鎧兜は当初時代ごとの流行があり、平安時代から続いた徒歩での戦いから、馬と弓を使った騎馬戦に戦いは変化していき、甲冑も姿を変えて大鎧が登場します。
その頃の 兜 は星兜が主流だったと言われています。
鎌倉時代になると染色技術が発達し、色彩豊かな兜が出来、飾りつけも小さくなりました。
また兜の吹き替えし部分に魔除けの色でもあった赤色を使ったのも当時の 甲冑 に見られます。
鎌倉時代末期になると彫金技術が発達して豪華な金物を配した美術工芸的な甲冑が造られるようになります。
甲冑に使われた金物を削って文様を作り、それらに金鍍金を施しきらびやかな甲冑が出来ました。
動きやすい 胴丸 が出来、その後戦国時代に登場する当世具足はこの胴丸から進化したものと言われています。
その後、彫金細工象嵌細工 の発達で江戸時代の変わり兜や豪華な甲冑が生まれました。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

アンティークや面白い蒔絵の作品の売却依頼を頂き、骨董品宅配買取で数点の漆器をお譲り頂きました。

写真が6枚あります。くわしくはこちら 昭和初期頃に作られた一閑塗の 漆器 の煙草盆で、昔の 逸品 でしっかり作られております。この煙草盆は 一閑塗 という漆芸作品の 技法 で作られており、伝承 された漆工芸の一種で、木型を使って和紙を漆や糊で張り重ねたものを器胎とした漆器で 骨董品 や 茶道具 にもよく見られます。京都の塗師、鈴木表朔の 共箱 も付いており、保存状態 も良く、昔の 職人技 が冴える、丁寧に作られた煙草盆で買取させて頂きました。最近では煙草盆として使われなくて、アンティークの小物入れや、調度品 として使われています。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように、未使用品で 保存状態 の良い品物で買取ました。 このような蒔絵の中に珍しい 蒔絵 や漆器を紹介します。漆芸作品の琉球蒔絵について説明します。琉球(現在の沖縄)地域は中国大陸、アジアに近く、時代を通じて多分に文化的影響を受けてきました。沖縄は土地柄特有の湿気に富んだ気候のため日本の他の産地と違い、乾燥の際に部屋の湿気と温度を上げる必要がない事も幸いして、漆器に深く寄与することになりました。17世紀頃には貝摺奉行所の強化があり、螺鈿細工が施された作品も数多くあります。沈金や 螺鈿 もよく利用され、呂色塗や 春慶塗 などの技法もあり、近世には漆器の縁に鋸歯文の装飾が見られます。