平安時代

平安時代

平安京に都が置かれ、政権があった時代で、794年の桓武天皇の平安遷都から1185年の鎌倉幕府成立までの約400年間までを言います。普通は前・中・後の3期に分けられます。

前期は10世紀の延喜・天暦の治までを言います。形式的には律令制度が続きましたが、藤原氏の勢力が強くなり、初期荘園が始まって、 律令国家 の基礎は解体しました。またこの頃は、唐風文化が最盛期を迎え、天台宗や真言宗などが興りました。中期は11世紀後半までの藤原時代です。藤原氏の摂関政治が完成し、いわゆる国風文化が始まりました。このような 古い時代 は 仏教美術 や 神道美術 が中心となります。嵌める技法彫る技法打つ技法などの素晴らしい技法はまだ見られませんが、なかには 鉄味 や 木味 の良い天然の素材のままの 工芸品 が多く残っています。残念ながら現存しているこの時代の美術工芸品は 保存状態 が悪く、なかなか 完品 や当時のままの名品は残されていません。後期は院政の時代です。荘園は全国に広がり、武士が成長し、朝廷は治安を維持し得なくなりました。説話集や絵 巻物 、掛軸などの日本画が生まれました。

平安時代を代表する金工作品には、金峯神社蔵の 国宝・金銅藤原道長経筒があります。藤原道長が寛弘四年に大和国の金峯山に参詣して埋納した金銅製の 経筒 です。道長が金峯山の蔵王権現に捧げた願意がその表面に五百字余り 彫刻 されており、古い時代の埋納用経筒です。また、紫式部が仕えた上東門院彰子が長元四年に比叡山横川の如法堂に納めた金銀に塗られた華麗な 経箱 なども残されています。この経箱は大正時代に出土しました。こちらも国宝です。女院の奉納品らしい繊細優美な経箱であり、平安時代を代表する 金工作品 です。この時代には簡単な 金工品 しかできませんでしたが、 長い年月を経て 日本独自 の 伝統技術 が改良され、使い良い戦さの 調度品 や 装飾品 として役に立つ 名品 が作られていきました。その後何年もかかり 職人技 が磨かれ 美術工芸品 や 骨董品 として現在に残されるようになりました。新たな 彫金 技法 や彫金細工の工夫や技法が 伝承 され、象嵌細工や、金工細工 などが施された素晴らしい装飾が施された 逸品  や名品、 珍品 が多く残されています。

 

 

古美術やかたの店内写真

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日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
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店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。

買取依頼のお客様に納得して頂くことを第一と考えております。

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是非、ご来店頂くか、ホームページをご覧下さい。
京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

数本の煙管筒で中国美術や金工作品の品物を骨董品宅配買取頂き、お譲り頂きました。

写真が13枚あります。くわしくはこちら 時代は明治時代頃の骨董品の煙管だと思われます。彫金細工 や象嵌細工が素晴らしく、昔の 職人技 が冴える 骨董品 ですが 古道具 の部類でもあります。 この煙管は 繊細 な蝙蝠やお目出たい文字の象嵌細工が施されており、アジアのお客様に好まれる丁寧で味わいのある作品で買取しました。中央の竹の部分は斑竹が使われており、面白い、縁起の良い 煙管 で中国美術で人気なので高価買取させて頂きました。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のようにひび割れ等無く、傷んでいるところも無く、非常に 保存状態 の良い品物です。金工作品 で、象嵌細工 や彫金細工が施された 逸品 は、高価に取引されています。 現在、古美術やかたにご来店頂き、お買い求め頂くお客様は、殆ど外国のお客様で、そのなかでも中国美術はたいへん人気があり、高価で取引されています。中国のお客様が買い戻しに来られているからで、現実、昔日本の茶人が当時購入された 中国美術 の価格よりも高い価格でお譲り頂けるのです。売却をお考えの方、是非古美術やかたにご相談下さいませ。  

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