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品番:X-2089

価格:売却済

片口 水指

この 水指 しは面白い片口の形で、茶の湯 では楽しく使われてきた逸品だと思われます。
片口(かたくち)は、曲物に注口と把手を付け、共の盛蓋が添った漆塗の水次で、これを水指として見立てて用いたもので、そのような形で、陶器 で作られた 逸品 です。
茶道具は綺麗なお道具が好まれ、特に抹茶道具のお 茶会 で使われる 諸道具 は綺麗な逸品が好まれます。陶芸作品は火をくぐり出来る作品で、焼いてみないと分からない製造工程がありますが、上りも良く単純な作品ですが形も綺麗で昔の 職人技 が素晴らしい逸品です。
長年使用されてきた逸品ですが 保存状態 の良い、昔の味わいのある作品です。この作品は作家の作品ですが 共箱 は無く、綺麗な合わせ箱が付いております。

 

 

 

 

 

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

売却依頼を頂き中国美術の菓子鉢や煎茶道具、抹茶道具の諸道具を茶道具出張買取でお譲り頂きました。

写真が4枚あります。くわしくはこちら 辰砂の鉢でシンプルな鉢ですが、色合いが綺麗な鉢です。時代は日本で言えば、江戸時代の 陶磁器 で、中国の時代では、明時代の末頃の作品です。このような 中国美術 の作品は、アジアのお客様に人気があり、高価買取させて頂きます。採光の加減で白く光った個所がありますが、上り も良く傷等無く 保存状態 の良い 逸品 です。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの買取作品で、現状のまま販売しております。 この菓子鉢は煎茶道具や抹茶道具で使われているので、全体の 茶道具 についての説明を少しします。最初は奈良や平安時代に、遣唐使や留学僧によって伝えられ、貴重な飲料でした。その後鎌倉時代頃には、茶の専門書「喫茶養生記」を著し良薬として茶を紹介し、京都栂尾の高山寺に茶を植え広めました。さらに伊勢、伊賀、駿河、武蔵でも栽培され、南北朝時代になると「闘茶」が行われました。安土桃山時代になると、千利休(1522~1591)らによって「茶の湯」が完成し、豪商 や武士たちに浸透していきました。江戸時代では一般庶民にもお茶が浸透して、18世紀後半以降、全国の茶園に広がり、日本茶の主流となっていきました。宇治田原郷で、優良な煎茶の製法を編み出し、「宇治製法」と呼ばれ、1835年、山本嘉兵衛により玉露の製法が生み出されたといいます。明治時代は、アメリカを中心に重要な輸出品として茶が輸出されました。明治中期まで、花形輸出品として発展してきた日本茶も、インド、セイロン紅茶の台頭で、輸出は衰退していきました。