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品番:X-2101

価格:売却済

香合

材質は木製で、漆塗 が施されております。
時代は明治時代からから昭和初期にかけての作品で、漆芸作品で 蒔絵 の模様はこまの図柄で、面白い 逸品 です。
このような 図柄 の作品は昔からあり、伝承された日本の昔の 職人技 が見られる作品です。
きれいな図柄の作品で、煎茶道具抹茶道具に使われておりますが、中国茶でも人気があり最近ではアジアのお客様にも人気があります。
共箱 ではありませんが、大徳寺 の大亀和尚の 書付 が付いており、こま模様の作品のなかでは 名品 と言える逸品です。
採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い品物です。

香合 ( こうごう )について説明をさせて頂きます。
香を入れる蓋(ふた)付きの器で茶器のなかではもっとも小器ながら、きわめて多くの愛玩(あいがん)的資質を備え、古来茶人たちに珍重されてきました。
香合は炉用、風炉(ふろ)用のほか、炉・風炉兼用があり、材質も 陶磁器 をはじめ漆器、木地(きじ)、貝、金属、竹のほかに、自然の果実を加工したものなど実に多岐にわたります。
またその産地から大きく和物と唐物(からもの)に分けられます。
そして用法上、炉用は練香(ねりこう)を用いるため陶磁器が、風炉用は香木を用いるため木地、漆器が、また炉・風炉 兼用は貝、金属、象牙(ぞうげ)などがそれぞれ使われます。
香合は小さな小物の 煎茶道具茶道具 に使われ、遊び心のある面白い作品が多くみられます。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

根付の買取依頼を頂き骨董品出張買取で、数点の面白い彫物をお譲り頂きました。

写真が19枚あります。くわしくはこちら この作品の材質は象牙です。時代は江戸時代の 根付 です。コレクター の方より、直接買い付けた品物です。「陵民」と 銘 が入っておりますが、作者についてはよくわかりません。非常に丁寧に彫られており、古い時代 の、味わいのある 職人技 が冴える 名品 で高価買取させて頂きました。長年使われてきた味わい深い根付で、ご覧のように、写真10~12のように少しひび割れがあります。写真では採光の加減で、実物よりも黄色っぽく光っております。近年、根付類はアジア圏からの輸入品が多くみられますが、当店では、日本の古い品物のみを販売しております。骨董品の根付、買取させて頂きます。 富裕層が所持した 印籠 や根付は、晴れの場で身に着ける 装飾品 として 蒔絵 や 螺鈿 を用い、象牙や木を使い日本ならではの彫る技法の職人技が生かされた逸品が多くあります。根付は、このように蒔絵や彫りなどの細工が 緻密 であること、また制作時代、そして 著名 な作家の作品であるかどうかなどにより価格は大きく変わります。根付に限らず日本の 茶道具 や 骨董品 に観られる彫物は、規格が統一されて、カタログで販売できるようなブランド品ではなく、一点一点価格は変わります。