販売商品 product

価格:売却済

富岡鉄斎 掛軸 販売・鑑定書付

全体 縦幅約 208cm 横幅約 52cm
本紙 縦幅約 138cm 横幅約 39cm

富岡鉄斎の作品です。
大阪美術俱楽部の鑑定書が付いております。

本紙は紙本で、共箱 で二重箱に入っており、軸先は牙軸が付いております。
江戸時代の 古い時代 の作品ですが、昔のままの表具で、裂も珍しく、面白い掛物です。
ご覧のように、写真4,5,11のように上下に蔵ジミが少し入っております。
当店の正面に掛けておりますが、薄い蔵ジミであまり目立たず、昔の作品の重厚感を醸し出しているように感じます。

面白い 図柄 で、状態の良い昔の掛軸は買取させて頂きます。

富岡鉄斎 1836年(天保7)~1924年(大正13)89才没。
京都出身の儒学者で、文人 画家 としても近代日本の美術界に多大な功績を残しました。
ダイナミックな筆と奔放な色使いで、これまでにない新しい 文人画 様式を大成させました。
「九十翁」などと自署した最晩年の作品が高く評価されています。

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  • 23 大阪美術俱楽部鑑定証表側

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

蒔絵の香炉を骨董品持ち込み買取依頼でお譲り頂きました。

写真35枚あります。くわしくはこちら 時代は、江戸時代に作られた香炉で、重みと風格のある 名品 で買取ました。香炉 に書かれている銀象嵌の文字は「悠然見南山」で、「悠然見南山」(ゆうぜんとしてなんざんをみる)とは、東晋の詩人・陶淵明の詩「飲酒二十首 其五」の一節で、「東の垣根のそばで菊を採り、悠然とした気持ちで南の山を眺める」という意味です。この句は、世俗のわずらわしさから離れ、自然の中で悠々自適に暮らす心境を表しており、煩悩や妄想のない穏やかな精神状態を指します。字のごとく、晩年の 境地 を示しており、作品もこの句のように菊型の香炉で、周りには菊の花や葉が金地に味わい深く表現され、力強さや存在感があり、また日本ならではの優雅さが漂い、数寄者 が最後にたどり着く境地のような落ち着いた名品です。長年の歳月を経てきた重みを感じさせる香炉で、今では見られない江戸時代の味わいのある 職人技 が冴える 名品で高価買取させて頂きました。写真をご覧のように、香炉の底部から一輪の菊の枝が花や葉と共に伸びやかに描かれております。古い時代 から日本に 伝承 された江戸時代ならではの 図柄 や 技巧 が素晴らしい蒔絵で描かれており、現在の作家では見られない、存在感や迫力のある名品です。火屋は純銀で出来ており、「悠然見南山」のように菊型の丁寧な彫金細工が施されております。採光の加減で白く光っておりますが、写真をご覧のように、傷んでいる所も無く、 保存状態 の良い 骨董品 です。 高価な香炉なので香道について話します。 聞香とは、文字どおり、香炉から香りを聞くという意味合いで、嗅ぐのとは異なり、心を傾けて香りを聞く、心の中でその香りをゆっくり味わうという本格的なお香です。室町時代に確立した香道で、香木の香りを深く味わうには最適な方法です。香りを聞き分けて当てる"組香"で、伽羅・沈香など高級香木の香りも楽しめます。また六国の香りを聞き比べるのも、奥深く楽しいかもしれませんね。聞香には専用の道具も必要で、香炉 の持ち方や香の聞き方、作法はお香屋さんでお尋ねください。