販売商品 product

品番:Z-06

価格:¥400,000-

富岡鉄斎 掛軸 販売・鑑定書付

全体 縦幅約 208cm 横幅約 52cm
本紙 縦幅約 138cm 横幅約 39cm

富岡鉄斎の作品です。
大阪美術俱楽部の鑑定書が付いております。

本紙は紙本で、共箱 で二重箱に入っており、軸先は牙軸が付いております。
江戸時代の 古い時代 の作品ですが、昔のままの表具で、裂も珍しく、面白い掛物です。
ご覧のように、写真4,5,11のように上下に蔵ジミが少し入っております。
当店の正面に掛けておりますが、薄い蔵ジミであまり目立たず、昔の作品の重厚感を醸し出しているように感じます。

面白い 図柄 で、状態の良い昔の掛軸は買取させて頂きます。

富岡鉄斎 1836年(天保7)~1924年(大正13)89才没。
京都出身の儒学者で、文人 画家 としても近代日本の美術界に多大な功績を残しました。
ダイナミックな筆と奔放な色使いで、これまでにない新しい 文人画 様式を大成させました。
「九十翁」などと自署した最晩年の作品が高く評価されています。

  • 10

  • 11

  • 12

  • 13

  • 14

  • 15

  • 16

  • 17

  • 18

  • 19

  • 20

  • 21

  • 22

  • 23 大阪美術俱楽部鑑定証表側

  • 24

  • 25

  • 26 大阪美術俱楽部鑑定証裏側

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

指物師十四代 駒沢利斎の香合で裏千家十五代 家元 鵬雲斎宗匠の書付がある茶道具を宅配買取で、お譲り頂きました。

写真32枚あります。くわしくはこちら 千家十職の一人、十四代 駒沢利斎(明治41年~昭和52年、十三代の妻)の蛤貝 香合 で買取ました。駒沢利斎は優雅で 精緻 な継ぎ手や嵌め込み技法が特徴で、板物・挽物・曲物など多くの 茶道具 を残しており、日本の伝統工芸の指物師で、その 技法 を茶道具に生かし、茶道文化とともに継承されました。ホゾや継ぎ手によって交互に材を組む 日本独自 の指物師で、千家十職 の一人です。材質は蛤貝で、金箔が丁寧に施され、非常に綺麗に 高蒔絵 のように胡粉を盛り上げて菊の花が描かれ、現在ではなかなか見られない昔の 職人技 が素晴らしい逸品で買取しました。拡大写真なので胡粉の白い部分が汚れているように見えますが、綺麗な状態です。千家十職の一人、駒沢利斎の 伝承 された巧みな 職人技 の技法で、上品で優雅な味わいを醸し出している 逸品 です。綺麗な共箱で、裏千家十五代 家元 鵬雲斎宗匠の 書付 が付いております。本物の蛤貝なので隙間なく合い、割れや欠け、ひずみ等無く 非常に 保存状態 の良い品物です。 この作品は高蒔絵ですが、反対の研ぎ出し 蒔絵 について説明します。 研ぎ出し蒔絵は漆と蒔絵の面が均一になっているために、表面を強く傷つけたり、意識的に削らない限り金粉が取れません。平安時代に大きく発展し完成した技法で、漆を上塗りして塗りを完成させる前の段階の器に対して、平蒔絵の要領で蒔絵を施します。蒔絵が乾いた後に最終の上塗りをします。塗込みと呼ばれる工程で、絵や文様を含んだ器面全体に黒呂色漆を塗り重ねることが、平蒔絵との最も大きな相違です。研ぎ出し蒔絵は平蒔絵のような直接の光り方をせず、落ち着いた光を放つので、最後の研ぎの工程により、金粉をどれだけ美しく出せるかが技術の差です。