販売商品 product

品番:D-245

価格:¥35,000-

黒柿 煙草盆 販売

横幅約 23.6cm 縦幅約 15cm 高さ約 8.4cm

三代 川本光春の作品で、未使用品で共箱と共布が付いております。
この作品は、本来煙草盆ですが、昔の職人技が素晴らしく、現代作家の作品では見られない 逸品 です。
アンティークの小物入れや、調度品 として使用頂ければ、最適かと思われます。

材質は今では殆ど見られない黒柿で、黒柿ならではの木目を生かした美しい煙草盆です。
採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように、未使用品で  完品 です。

初代川本光春は、京都の指物師で、裏千家十四代淡々斎宗匠より「祥桑軒」の軒号を賜り、以来、桑細工を主体とした茶道具の技術が受け継がれてきました。
三代光春は 伝統 様式を重んじつつも、現代の 茶の湯 空間に合うエッセンスを加味した作品を手掛けています。
希少な古材や神木、自然の恵みによる美しい杢目の材を生かした、モダンで格調高い作品が魅力です。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

蒔絵の香炉を骨董品持ち込み買取依頼でお譲り頂きました。

写真35枚あります。くわしくはこちら 時代は、江戸時代に作られた香炉で、重みと風格のある 名品 で買取ました。香炉 に書かれている銀象嵌の文字は「悠然見南山」で、「悠然見南山」(ゆうぜんとしてなんざんをみる)とは、東晋の詩人・陶淵明の詩「飲酒二十首 其五」の一節で、「東の垣根のそばで菊を採り、悠然とした気持ちで南の山を眺める」という意味です。この句は、世俗のわずらわしさから離れ、自然の中で悠々自適に暮らす心境を表しており、煩悩や妄想のない穏やかな精神状態を指します。字のごとく、晩年の 境地 を示しており、作品もこの句のように菊型の香炉で、周りには菊の花や葉が金地に味わい深く表現され、力強さや存在感があり、また日本ならではの優雅さが漂い、数寄者 が最後にたどり着く境地のような落ち着いた名品です。長年の歳月を経てきた重みを感じさせる香炉で、今では見られない江戸時代の味わいのある 職人技 が冴える 名品で高価買取させて頂きました。写真をご覧のように、香炉の底部から一輪の菊の枝が花や葉と共に伸びやかに描かれております。古い時代 から日本に 伝承 された江戸時代ならではの 図柄 や 技巧 が素晴らしい蒔絵で描かれており、現在の作家では見られない、存在感や迫力のある名品です。火屋は純銀で出来ており、「悠然見南山」のように菊型の丁寧な彫金細工が施されております。採光の加減で白く光っておりますが、写真をご覧のように、傷んでいる所も無く、 保存状態 の良い 骨董品 です。 高価な香炉なので香道について話します。 聞香とは、文字どおり、香炉から香りを聞くという意味合いで、嗅ぐのとは異なり、心を傾けて香りを聞く、心の中でその香りをゆっくり味わうという本格的なお香です。室町時代に確立した香道で、香木の香りを深く味わうには最適な方法です。香りを聞き分けて当てる"組香"で、伽羅・沈香など高級香木の香りも楽しめます。また六国の香りを聞き比べるのも、奥深く楽しいかもしれませんね。聞香には専用の道具も必要で、香炉 の持ち方や香の聞き方、作法はお香屋さんでお尋ねください。