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価格:売却済

掛軸 花鳥画

全体 縦幅約 196cm 横幅約 43.2cm
本紙 縦幅約 106cm 横幅約 31cm

鶉に粟のような植物が描かれており、秋らしい 図柄 の逸品です。
非常に 細密 に描かれており、江戸時代日本画 の素晴らしさが表現された、現在では見られない 名品 です。
土佐光起と入っておりますが、古筆 の極めは付いておりません。
当店は日本画の専門店ではないので詳しくはわかりませんが、優雅な雰囲気の掛け軸で、非常に 緻密 に描かれております。
表具も当時の古裂が使われており、見事な掛軸です。

直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。
長年の年月を経てきた 逸品 ですが、ご覧のように目立ったシミや汚れも無く、保存状態 の良い綺麗な 掛軸 です。
購入当時の素晴らしい表具が施され、絹本 地で立派な二重箱が付いております。

土佐光起(1617年(元和3)~1691年(元禄4)75才没)
大阪堺生まれで土佐光則の子、幼名は藤満。江戸前期の 土佐派画家
寛永11(1634)年父光則に従って京都に移住。1634年(寛永11)父とともに京都に移住。
室町末期の家系断絶以後、途絶えていた土佐家の宮廷の絵所でしたが、1654年38歳のとき、宮廷の絵所預に任じられ、宿願でもあった土佐家再興を果たした。
江戸時代の土佐様式をつくりあげ「土佐派中興の祖」とも呼ばれている。
その 画風 は日本の 伝統 的な絵画様式「やまと絵」の濃厚な彩色を捨て、狩野派 や宋元画を取り入れ軽みのある美しい装飾美に溢れたものでした。
中国南宋の宮廷 画家 たちが得意とした 緻密 かつ 写実的花鳥画 なども得意とした。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

骨董品持ち込み買取で面白い浮世絵版画と骨董品の絵本を一緒にお譲り頂きました。

写真3枚あります。くわしくはこちら この作品は明治時代頃の浮世絵版画で、役者絵の部類の骨董品の作品で買取ました。大首絵(おおくびえ)ではありませんが、主に骨董品で江戸時代に描かれた浮世絵の様式のひとつで、歌舞伎役者や遊女、評判娘などを描いた浮世絵 版画 です。また、最初に作られたときは、周りに余白の縁が付いている骨董品の浮世絵版画が普通ですが、縁が無かったり、切れたりしています。この 骨董品の浮世絵 版画は三枚続きの作品ですが、続いている作品が無く、その内の一部です。破れたり、傷んだりしていない骨董品の古い時代のものなので、保存状態 も良く紹介しています。 浮世絵 について 作家の名前で相場価格の問い合わせをよく頂きますが、同じ作家の 骨董品 の作品でも時間をかけて作られた作品や、若年 の時の作品と、作家の独自の 境地 に至る晩年の作品と、では価格も大きく変わり、名前で買取価格を決める事は出来ません。特に骨董品の版画では、同じ作家の作品でも一番に摺られるのと、最後の方に摺られる 逸品 では、木版画 は木に彫られているので、木がすり減り、同じ図柄の骨董品の浮世絵版画でも図柄の 細密 な表現が違い、売却価格も大きく変動します。一般的なお話ですが、手で触ってザラザラして、綺麗に刷られている骨董品の逸品が最初の頃に刷られた作品が多くあります。