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品番:X-2793

価格:売却済

中国美術 呉須赤絵 香合

この作品は明治時代頃に作られた赤絵の香合で、味わいのある 逸品 で昔の骨董品にもあたり、買取させて頂きました。
保存状態も良く、丁寧に作られた昔の 職人技 が見られる作品です。
このような茶道具煎茶道具 にも抹茶道具にも使われています。
このような香合は最近ではアジアのお客様に中国茶のお道具としても使われているようで買取させて頂きました。
共箱 はありませんが 保存状態 の良い 逸品 で、完品 です。

この作品はお店で販売しているお求めやすい品物で、ホームページ上では販売しておりませんが、紹介させて頂きます。

 

呉須赤絵とは、中国、明時代末期から清初にかけて作られた特色のある五彩磁器。呉須赤絵は日本での呼称で、西欧ではSwatow ware(汕頭(スワトウ)磁器)という。乳白色の磁胎に燃えるような赤を基調にして、緑、黄、青、黒などの釉彩で自由奔放な文様が描かれ、民窯らしい艶美な表情は日本人に人気がある。窯はかつては福建省の石碼(シーマ)窯と推測されたが、判然としてはいない。金襴手や万暦民間様式の染付磁器など景徳鎮窯の造形系譜を引くところから、おそらく景徳鎮(江西省)の近くの窯の作かと思われる。東南アジアを経て日本に大量に輸出された。
赤色を主調とした奔放な絵付を日本の茶人が珍重した。江戸時代には京都の潁川・木米・永楽などが、これにならって作製した。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

掛軸の骨董品出張買取依頼を頂き、数本の掛け軸をお譲り頂きました。

写真5枚あります。くわしくはこちら この 掛軸 は本紙は 絹本 で、山水画 が描かれております。古い時代 にはこのような山水画が好まれ、多くの 名品 が残されており買取しました。この作者はそんなに 著名 な作者ではありませんが一般的に昔の人々には好まれる 図柄 で、愛好家 の方には人気のある作品で買取させて頂きました。この掛け軸は 日本画 で絹本に描かれておりますが、一般的に水墨画は紙本に、また着色された山水画は絹本に描かれているのが普通です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い骨董品です。 この絵は日本画の山水画ですが、水墨画について少し話します。 中国で唐代後半に山水画の 技法 として成立したのが水墨画です。特に水墨画で描かれる山水画のことを水墨山水画と呼びます。墨のみで描かれる南宋画(水墨画)と、着色された山水画の北宋画があり、鎌倉時代に日本に伝わったのは北宋画です。宋元の水墨山水画が輸入されたことがきっかけで、独自の墨の特徴を生かした水墨画の文化が発達しました。