販売商品 product

品番:Z-13

価格:¥150,000-

茶掛けや盆栽に使える江戸期の小堀宗中の軸です <箱付> 販売

全体 縦幅約 176cm 横幅約 40.5cm
本紙 縦幅約 97cm 横幅約 29.5cm

狩野探原が月を描き、小堀宗中が賛を認めております。
歌の読みは「溪月 てる月の たび祢(ね)の 床や志(し)もとゆふ かつらぎ山のたに 河の水」です。

古い時代 の作品で、季節感も素晴らしく、非常に趣のある 逸品 です。
表装も制作された江戸時代のままで、当時の古裂の柄や、今では見られない風格が小堀宗中の出来の良い名品と一体になり、昔の 職人技 が生かされた稀に見る素晴らしい 上手 の掛け物です。
ご覧のように、長年の時代を経てきた味わいのある作品ですが、保存状態の良い掛軸で、目立ったシミも無く、本紙は紙本で、軸先は木製で出来ております。
本紙には月の下に書かれた図がシミのように見えますが、シミや汚れではなく、そのような図柄です。
面白い 図柄 で、状態の良い昔の 掛軸茶席の書画高僧の書画は買取させて頂きます。

小堀宗中は天明6年近江の小室に生まれた。
小室領地が没収されてからは、京都孤篷庵で育った。
40年という長い浪々の身から、文政11年に幕臣として召しだされ、小堀本家の名跡を再興。
茶法は父、政寿や小堀家茶道頭の富岡友喜から学び、多くの弟子を育てる。
門下には、橋本抱鶴、田中孝逸、渡辺玄敬など多くの弟子を育てた。
慶応3年6月24日、82才の長寿を全うし、江戸屋敷で没した。

狩野探原(文政12年~慶応2年)は江戸時代後期の画家で、名は守経。江戸城本丸・西の丸の障壁画制作などに参加しています。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

置物や木味の良い文房具の骨董品売却依頼を頂き、出張してお譲り頂きました。

写真が4枚あります。くわしくはこちら 丁寧に作られた硯屏で、彫刻 や象嵌細工が施されており、丁寧に造られた 逸品 です。時代は、昭和初期頃の作品だと思われます。文房具で使われる硯屏で、螺鈿細工の綺麗な硯屏の 置物 で買取させて頂きました。このような文房具は大切な日本の 骨董品 で日本の文房具でも中国では、人気で 愛好家 が沢山おられます。どっしりとした 重量感 があり、落ち着きのある 木味 の良い 逸品 です。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より買取させて頂いたうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。 文房具の紹介なので一番大切な硯について説明します。一般的な宋坑端渓硯(そうこうたんけいけん)について説明します。初心者も手にしやすい価格が魅力中国広東省肇慶市高要県に面する斧柯山一帯で採れる硯。端渓硯の中でも最もリーズナブルな価格が魅力です。茶色がかった石色が特徴で、石質は比較的硬く墨おりも早い硯です。硯面がギラギラしたものや赤味が強いものは、非常に硬質な石質となることが多い為、注意が必要です。