販売商品 product

品番:X-1245

価格:売却済

雀の図

全体 縦幅約 176cm 横幅約 30.4cm
本紙 縦幅約 104.4cm 横幅約 27.9cm

この作品の作者は松村景文で、江戸時代の人物です。
水墨画が得意で、このような 掛軸 を沢山残しています。
当時では 著名 な作家で、人気があり、この掛軸も高価で販売されていたと思われます。
現在の作家では余り見られない、余白を生かした広がりのある 水墨画 です。
彼もいろいろな作家に 師事 して、晩年 になりやっと人気のある 画家 になりました。
簡単に描かれている水墨画ですが、このような 文人画 は得意としており、
茶席では人気のある絵を描いていました。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

掛軸の骨董品出張買取依頼を頂き、数本の掛け軸をお譲り頂きました。

写真5枚あります。くわしくはこちら この 掛軸 は本紙は 絹本 で、山水画 が描かれております。古い時代 にはこのような山水画が好まれ、多くの 名品 が残されており買取しました。この作者はそんなに 著名 な作者ではありませんが一般的に昔の人々には好まれる 図柄 で、愛好家 の方には人気のある作品で買取させて頂きました。この掛け軸は 日本画 で絹本に描かれておりますが、一般的に水墨画は紙本に、また着色された山水画は絹本に描かれているのが普通です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い骨董品です。 この絵は日本画の山水画ですが、水墨画について少し話します。 中国で唐代後半に山水画の 技法 として成立したのが水墨画です。特に水墨画で描かれる山水画のことを水墨山水画と呼びます。墨のみで描かれる南宋画(水墨画)と、着色された山水画の北宋画があり、鎌倉時代に日本に伝わったのは北宋画です。宋元の水墨山水画が輸入されたことがきっかけで、独自の墨の特徴を生かした水墨画の文化が発達しました。