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品番:X-1617

価格:売却済

浮世絵 木版画 役者絵

この作品は、復刻版の作品で、本来の江戸時代に作られた作品ではありません。
復刻版は、江戸時代でもあり、明治時代や昭和時代にも多くあります。
いろいろな約束事があり、簡単に見分けられるものではありません。
また、この作品は複数枚で、一つの物語を作っており、この一枚では半端なしなものとなります。
黒ずみやしわも有り 保存状態 も悪く、この様な 逸品 は買取価格も安価な価格です。

本来のこの浮世絵 版画 についての説明を少しします。

この役者絵は、顔見世につきものであった『暫』を描いた、「古代今様色紙合」という役者絵のシリーズの一図です。
鳥居派の役者絵を“古代”、歌川派の役者絵を“今様”とし、色紙枠のなかに新旧の役者絵を並べた作品で、鳥居家五代目当主の二代清満が鳥居派の魅力あふれる『暫』を描き、歌川派を率いた三代豊国が公家悪を、七世市川團十郎(当時 五世海老蔵)の似顔で、横向きで描いています。『暫』の祝祭性と、鳥居派と歌川派、それぞれの役者絵の魅力が伝わってくる作品です。

江戸時代、歌舞伎役者と芝居小屋との出演契約は1年に限ったもので、出演する役者がそれぞれの芝居小屋で毎年、異なっていました。新たな出演契約を結び、向こう1年出演する役者の顔ぶれを披露する役割を担っていったのが、11月に行われる顔見世興行で、“芝居国(しばいこく)の正月”とも称され、芝居街がひときわ賑わいをみせました。

江戸の顔見世狂言は、作劇にも一定のルールがあり、『暫』ではじまり、“だんまり”や狐や樹木の精霊などが活躍する所作事、さらに雪の季節の世話(町人世界)の場面があり、最後に謀反人などの見顕(みあらわ)しとなる構成になっていました。とはいえ、こうした顔見世狂言の 伝統 も、江戸時代後期には絶えてしまい、弘化3年の河原崎座の顔見世の場合、『一谷嫩軍記』『廓文章』などを上演しています。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

寄せ集めの鎧兜ですが骨董品売却依頼を頂き、出張してお譲り頂きました。

写真が4枚あります。くわしくはこちら この 鎧兜 は、江戸時代から明治時代初期頃に作られた 逸品 です。胴丸や腹巻も寄せ集めで、買い求められた時から使用されていた部品ではないと思われますが買取しました。長年時代を経てきた味わいがあり、それぞれの部品は 保存状態 の良い逸品ですが寄せ集めで価格的には安い品物ですが買取しました。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のような 逸品 です。この作品は販売はしていませんがこのような鎧兜は日本の大切な骨董品なので参考に紹介します。 鎧兜の説明を少ししますと、甲冑(鎧兜)とは、甲(鎧:よろい)及び冑(兜:かぶと)のことで、胴体部分を守る鎧と、頭部を守る兜からなる防具です。江戸時代に入り、天下泰平の世の中になると、甲冑(鎧兜)は、武士の威風を示すための道具になります。実戦での使用がなくなったことで、甲冑(鎧兜)には様々な装飾が施されるように。そして、幕末から明治維新の時期においては、武器の進化に追いついていくことができなかった日本式甲冑は、防具としての役割を終えました。このような日本の 金工作品 の歴史を辿る品物なので紹介しました。